Claude & AIにGoogle Search Console MCPを設定・連携する方法

この解説でやることはひとつだけです!Google Search ConsoleをClaudeにつなぎ、自分のサイトのSearch ConsoleのデータをClaudeが直接読めるようにします。クリック数、表示回数、クエリ、ページ、インデックス状況、さらにはインデックス登録のためのURL送信まで。仲介サービスには1円も払いません。必要なのはClaude本体の有料プランだけで、それ以外はすべて無料です!

私、モーセン・タヴォーシは、このClaude MCP 設定の方法を、自分のサイトとプロジェクトで実際に動かしてきました。エラーと何日も格闘し、そのすべてをここにまとめています。どのステップにもスクリーンショットがあり、コピーしてそのまま使える設定も用意しました。さらに、私自身が実際にぶつかった18個のエラーとつまずきポイントを、それぞれの解決方法と一緒に載せています。

最初にひとつ言っておきます。私はコードを1行も書きませんし、ここで一緒にプログラミングを学ぶこともありません。その必要はないので、安心してください。必要なところには、そのまま使えるテキストを用意してあります。コピーするだけです!

なぜSearch Consoleへの接続はClaudeのWeb版ではなくClaude Desktopでやるの?

ブラウザでClaudeを使うと、処理はすべてAnthropicのサーバーで行われます。そのサーバーから、手元のパソコンにはアクセスできません!一方、Claude Desktopは考え方が違い、処理の一部が自分のパソコンで行われます。つまり、自分のパソコンがサーバーの役割を果たすわけです。だからこの方法は無料なのです!

ここから大事なことが2つ出てきます。最初に知っておいてください。

  • この接続が動くのはClaude Desktopアプリの中だけです。claude.aiやスマホアプリでは、Search Consoleは表示されません。
  • Search Consoleのデータが必要な作業をClaudeに任せているあいだは、パソコンの電源を切らないでください。

ここでよく出る質問がひとつあります。「Googleアカウントでログインするのに、なぜ間に仲介プログラムが必要なの?」というものです。Googleへのログインは許可を出すだけで、データを運んではくれないからです。その許可証(トークン)を持ち、それを使ってSearch Console APIからデータを取り、Claudeが理解できる言葉(MCPというプロトコル)で渡すプログラムが必要です。この方法では、そのプログラムが自分のパソコンで動きます。この解説を書いている時点では、Google自身はSearch Console用の公式MCPサーバーを出していません!

この解説の方法(サーバーは自分のパソコン) オンラインの既製コネクタ
どこで動く? 自分のWindowsの上 ほかの会社のサーバーの上
どこで使える? Claude Desktopアプリだけ Claude Desktop、Web版、スマホ
パソコンの電源が切れているとき 動かない 動く
費用 無料(Claudeの有料プランだけ) たいてい有料、または無料枠が少ない
Googleのトークンはどこにある? 自分のパソコンの中 その会社の手元

この方法にたどり着く前に、私はほかのやり方も試しました。Search ConsoleのデータをGoogleスプレッドシートに流し込むアドオンや、CSVで書き出してClaudeに渡す方法です。どちらも動きはしますが、本当の意味での接続ではありません。サイトが何個もあると、すぐにうんざりしてきます!

始める前に、何を用意すればいい?

次のものを用意してください。

  • Claudeの有料プラン。無料プランではすぐに上限に達します。この解説は有料プランを前提にしています。
  • Windows。この解説のパスとスクリーンショットは、すべてWindowsのものです。
  • Search Consoleで自分のサイトにアクセス権を持っているGoogleアカウント。インデックス登録のためにURLを送信したいなら、このアカウントには「オーナー(Owner)」権限が必要です。「フル(Full)」権限では足りません。
  • 1時間ほどの時間と、少しの根気!1回目は時間がかかりますが、2回目からは数分で終わります。

ステップ1:Claude DesktopとNode.jsはどうやってインストールする?

まず、Claudeのダウンロードページから Claude Desktop を入手してインストールします。Windows版を選んでください。

Claudeのダウンロードページ。Windows版を選びます
Claudeのダウンロードページ。Windows版を選びます。

インストールしてログインすると、アプリの最初の画面はこんな感じです。

モーセン・タヴォーシのパソコンのClaude Desktopのホーム画面
モーセン・タヴォーシのパソコンのClaude Desktopのホーム画面。

次はNode.jsです。ここで「Node.jsって何?自分に何の関係があるの?」と身構える人がたくさんいます!まったく怖がる必要はありません。ゲームを動かすのに必要な追加プログラムのようなものです。一度インストールしたら、あとは何もしません。公式サイトからWindows用のLTS版(Windows Installer、拡張子はmsi)をダウンロードし、Next と Install を押すだけです。設定には一切触らないでください。

Node.jsのダウンロードページ。LTS版のWindows Installerを選びます
Node.jsのダウンロードページ。LTS版のWindows Installerを選びます。

ちゃんとインストールされたか確かめたいときは、コマンドプロンプト(Command Prompt)を開いて、これを入力します。

Code
node -v

v24.20.0 のような数字が返ってきたら、インストールできています。何も出ないときは、コマンドプロンプトを閉じてから開き直してください。Node.jsがないとSearch Consoleのサーバーはそもそも起動しません。これが、接続がうまくいかないいちばん多い原因です!

ステップ2:Claude MCP 設定ファイルはどこにあって、どんな形をしている?

Claude Desktopの左下にあるアカウント名をクリックして、Settings を開きます。Desktop app の中の Developer を選び、Edit config ボタンを押します。claude_desktop_config.json というファイルが入ったフォルダが開きます。Windowsでの場所はここです。

Code
%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json
Settingsメニュー、Developerの項目とEdit configボタン
Settingsメニュー、Developerの項目とEdit configボタン。

このメニューの名前はしょっちゅう変わります。ある日は Developer の下、別の日には Extensions や Connectors の下にあります。でも、MCPサーバーを定義するJSONの設定ファイルがあることは変わりません。肝心なのはこのファイルです!

ここからが少し難しいところです。でも、ここを覚えてしまえば、あとは何も問題ありません。このファイルの中には “mcpServers” という部分があります。波かっこ { が開いて、その中にサーバーごとのブロックが1つずつ入り、最後に同じ波かっこ } が閉じます。サーバーのブロックとブロックのあいだにはカンマを入れ、最後のブロックのあとには入れません。波かっこやカンマが1つ多くても少なくても、ファイル全体が壊れて、どのサーバーも起動しなくなります!

私の設定ファイルのmcpServersブロック。Search Consoleのサーバーともう1つのサーバーが入っています
私の設定ファイルのmcpServersブロック。Search Consoleのサーバーともう1つのサーバーが入っています。

とても大事な注意点があります。この設定ファイルに入っているのは mcpServers だけではありません。Claudeは自分の設定もこのファイルに保存しています(”preferences” の部分)。だから、ファイル全体を消して一から書き直すことは絶対にしないでください。サーバーのブロックを追加するだけにします。私は一度ファイルを丸ごと置き換えてしまい、バックアップにもなかった別の接続を失いました!

波かっこに自信がなければ、ファイル全体をClaudeに渡して「波かっことカンマをチェックして、正しく直したファイルを全部返して」と頼んでください。ただ、いったんこのファイルは閉じておきましょう。先にGoogleのキーを作る必要があるからです。

ステップ3:Google Cloudでプロジェクトはどうやって作る?

Google Cloud Console を開き、Search Consoleでサイトにアクセス権を持っているのと同じGoogleアカウントでログインします。ここはとても大事です!違うアカウントで入ってしまうと、最後にサイトが1つも見えません。

画面上部の Google Cloud のロゴの横に、プロジェクトの選択ボタンがあります。それをクリックして New Project を押します。名前を付けます。私はプロジェクト名を testAmoozeshMohsenTavoosi にしましたが、好きな名前でかまいません。Organization は No organization のままにします。個人のGmailならこれが普通で、何の問題もありません!最後に Create を押します。

Google Cloudで新しいプロジェクトを作成
Google Cloudで新しいプロジェクトを作成。

「あといくつプロジェクトを作れます」という警告が出ても、気にしなくて大丈夫です。アカウントのプロジェクト数の上限を表示しているだけです。それに、必要なプロジェクトは全サイトで1つだけです。サイトごとに1つではありません。サイトへのアクセス権はGoogleアカウントから来るもので、プロジェクトから来るものではないからです。

ここは私自身が何度も苦労したところです!プロジェクトを作ったら、必ず画面上部で新しいプロジェクトが選ばれているか確認してください。画面の下にも、いまどのプロジェクトを見ているかを知らせるメッセージが出ます。プロジェクトの選択ボタンが別の Organization を向いていて、前のプロジェクトを表示していることがあるのです。ここを見落とすと、間違ったプロジェクトでAPIを有効にしてしまい、あとで何が起きたのかまったくわからなくなります!

プロジェクトの選択ボタン。作業の前に、正しいプロジェクトが選ばれているか確認します
プロジェクトの選択ボタン。作業の前に、正しいプロジェクトが選ばれているか確認します。

Google Cloudのすべてのステップについて、ひとつ言っておきます。Googleはメニューの場所をしょっちゅう変えます。私のスクリーンショットと画面が違っていたら、画面のスクリーンショットを撮って、Claudeやほかの好きなAIに「このボタンはどこにある?」と聞いてください。こういう場面では、無料のAIでも十分助けになります。

ステップ4:Google CloudではどのAPIを有効にすればいい?

必要なAPIは2つです。Google Cloud上部の検索欄に Google Search Console API と入力して開き、Enable を押します。Enable の代わりに Manage ボタンと API Enabled の表示が出ていたら、すでに有効になっているので何もしなくて大丈夫です。間違えて Disable API を押さないようにしてください!

有効になったGoogle Search Console API
有効になったGoogle Search Console API。

次に、Web Search Indexing API でも同じことをします。こちらはURLとサイトマップをインデックス登録のために送るためのものです。いまは必要なくても有効にしておいてください。無料ですし、あとでここに戻ってくるのは面倒です!

Web Search Indexing APIのページ
Web Search Indexing APIのページ。
有効にしたあとのWeb Search Indexing API
有効にしたあとのWeb Search Indexing API。

ステップ5:Consent Screen(同意画面)とは?どう入力する?

Consent Screen(同意画面)とは、どこかのサイトに「Googleでログイン」したときに出てきて、「このアプリがあなたの情報へのアクセスを求めています。許可しますか?」と聞いてくるあの画面のことです。たとえばGoogleアカウントでLinkedInにログインするときにも、この画面が出ます。

Consent Screenの例。GoogleアカウントでLinkedInにログインするとき
Consent Screenの例。GoogleアカウントでLinkedInにログインするとき。

今回の「アプリ」は、ClaudeとSearch Consoleをつなぐ仕組みです。この画面自体はGoogleが作ってくれますが、アプリの名前とサポート用のメールアドレスを伝える必要があります。この画面を定義しないかぎり、Googleはキーを作らせてくれません。

左のメニューから Google Auth Platform を開き(アカウントによっては APIs and Services の下に OAuth consent screen という名前で用意されています)、Get started を押します。

Google Auth Platformはまだ未設定。Get startedボタンを押します
Google Auth Platformはまだ未設定。Get startedボタンを押します。

各項目は次のように入力します。

  • App Information。アプリ名は好きなものでかまいません。私は GSC Mohsen Tavoosi Tutorial にしました。User support email には自分のGmailを選びます。
  • Audience。External を選びます。Internal は組織のアカウント専用です。
  • Contact Information。ここも同じく自分のGmailです。
  • 最後に Finish、続けて Create を押します。
アプリ名とサポート用メールアドレス
アプリ名とサポート用メールアドレス。
Contact Informationの項目
Contact Informationの項目。

ロゴ、ドメイン、プライバシーポリシーのリンクは空欄のままにします。自分だけが使うアプリなら、どれも必要ありません!

作成したあと、Audience の中であと2つやることがあります。ここをやっておかないと、あとで行き詰まります。

  • Test users に自分のGmailを追加します。自分がプロジェクトのオーナーでも、です!Googleはプロジェクトのオーナーを自動では追加してくれません。
  • Publish app ボタンを押して、アプリを Testing から Production に移します。Testing のままだと、7日ごとにログインし直す必要があります。使うのは自分だけなので、Googleから審査を求められることはありません。

ステップ6:OAuth Client IDとJSONファイルはどうやって作る?

いよいよメインのキーです。APIs and Services から Credentials を開きます。Create credentials を押して OAuth client ID を選びます。Googleの新しい画面では、同じ機能が Google Auth Platform の下に Clients という名前でもあります。

Create credentialsとOAuth client IDの選択肢
Create credentialsとOAuth client IDの選択肢。

どれを選べばいいか迷ったら、正解は OAuth client ID です。API key でも Service account でもありません!Search ConsoleはAPI keyでは動きません。個人のデータなので、サイトの持ち主が本当に本人かどうかをGoogleが確かめる必要があるからです。

Application type では Desktop app を選びます。これがこの画面でいちばん大事な選択です!Web application を選ぶと、ログインのときに redirect のエラーが出ます。名前を付けて Create を押します。

Application typeはDesktop app
Application typeはDesktop app。

OAuth client created のウィンドウが開き、Client ID と Client secret が表示されます。この2つはユーザー名とパスワードのようなものです。Download JSON ボタンを押してください。

キーの作成完了ウィンドウ。Download JSONでClient IDとClient secretを保存します
キーの作成完了ウィンドウ。Download JSONでClient IDとClient secretを保存します。

キーを作るボタンが押せない場合は、前のステップの Consent Screen がまだ全部入力されていないということです。

ステップ7:JSONファイルはどこに置き、設定はどう書く?

ダウンロードしたファイルには、client_secret_1150…apps.googleusercontent.com.json のようなとても長い名前が付いていて、「ダウンロード」フォルダに入っています。

「ダウンロード」フォルダにあるキーのファイル
「ダウンロード」フォルダにあるキーのファイル。

おすすめは、ファイルを「ダウンロード」フォルダに置いたままにせず、決まった場所にフォルダを作ることです(たとえば「ドキュメント」の中に mohsentavoosi-gsc というフォルダ)。ファイルをそこに移し、mohsentavoosi-gsc-secret.json のような短い名前に変えます。それから Shift キーを押しながらファイルを右クリックし、Copy as path(日本語版Windowsでは「パスのコピー」)を選ぶと、フルパスがコピーされます。

ここで Claude Desktop を完全に終了し、設定ファイルを開きます。ファイルが空か、{} しか入っていなければ、全体をこれに置き換えます。

Code
{
  "mcpServers": {
    "gsc-mohsentavoosi": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "suganthan-gsc-mcp"],
      "env": {
        "GSC_AUTH_MODE": "oauth",
        "GSC_OAUTH_SECRETS_FILE": "C:\\Users\\YOURNAME\\Documents\\mohsentavoosi-gsc\\mohsentavoosi-gsc-secret.json",
        "GSC_SITE_URL": "https://mohsentavoosi.com/",
        "GSC_SITE_URLS": "https://mohsentavoosi.com/"
      }
    }
  }
}

ファイルにほかの内容がすでにある場合は、”mcpServers” の中に “gsc-mohsentavoosi” のブロックだけを追加し、ブロックとブロックのあいだにカンマを入れます。

ここで使うサーバーは suganthan-gsc-mcp という無料のオープンソースのプログラムで、Search Console用のツールが約28個入っています。別にインストールする必要はありません。設定に書いてある npx コマンドが、自動でダウンロードして実行してくれます。

書き換える場所は3つです。

  • YOURNAME を、自分のWindowsのユーザーフォルダ名に変えます。Copy as path でコピーしたパスを丸ごと貼るのがいちばん確実です。
  • パスの中のバックスラッシュ(\)はすべて2つにします。つまり C:\Users は C:\\Users になります。1つのままだとファイルが壊れて、サーバーが起動しません!パスの最後の .json も忘れないでください。
  • mohsentavoosi.com の部分を、自分のサイトのアドレスに変えます。

サイトのアドレスには、何時間も迷う人が多い落とし穴があります。アドレスの形式は、Search Consoleに登録されている形とまったく同じでなければなりません。

  • プロパティが「ドメイン」タイプなら(Search Consoleでは https なしで表示されます)、sc-domain:example.com と書きます。
  • 「URLプレフィックス」タイプなら、https と最後のスラッシュまで含めた完全なアドレスを書きます。例:https://example.com/
  • www 付きで登録されているなら、www も必要です。

サイトが複数あるなら、GSC_SITE_URLS にすべてを、スペースなしのカンマ区切りで続けて書きます。GSC_SITE_URL はデフォルトのサイトで、それ自体もこのリストに入っている必要があります。

Code
"GSC_SITE_URLS": "https://mohsentavoosi.com/,https://example.com/,sc-domain:example.org"

Ctrl+S でファイルを保存して閉じます。

ステップ8:Claudeを完全に終了して開き直すには?

簡単そうに見えるステップですが、エラーの半分はここから来ています!Claudeのウィンドウを右上の×で閉じても、Claudeは終了していません。画面右下、Windowsの時計の横にまだアイコンがあり、裏で Cowork や別のタスクが動いていることもあります。

なので、こうします。

  • ウィンドウを閉じます。
  • 画面右下(時計の横)のClaudeのアイコンを右クリックし、Quit または Exit を押します。
  • 不安なら、タスクマネージャーを開いてClaudeのプロセスが残っていないか確認します。残っていたら「タスクの終了」を押します。
  • もう一度Claudeを起動します。

なぜこれがそんなに大事なのでしょうか?Claudeは終了するときに、自分の設定で設定ファイルを上書きするからです。Claudeが起動したままファイルを保存すると、終了時に、書いた内容の上から書き込まれて、サーバーのブロックが消えてしまいます!私のルールは、「設定ファイルを保存するのは、Claudeが完全に終了しているときだけ」です。

もうひとつ、良い習慣があります。接続が正しく動いたら、設定ファイルのコピーを claude_desktop_config.BACKUP.json という名前で同じ場所に残しておきます。設定が消えたら、バックアップの中身を戻すだけで終わりです!

ステップ9:Search ConsoleとClaudeの接続がちゃんと動いているか、どう確認する?

もう一度 Settings から Developer を開きます。サーバー名の横に Running と表示されていればOKです。

Running状態のSearch Consoleサーバー
Running状態のSearch Consoleサーバー。

Running ではなく Failed と出たりエラーになったりしたら、View logs ボタンを押して、ログの内容をClaudeに渡し、どこが問題か聞いてください。たいていは設定ファイルにどこか間違いがあるか、リセットされたか、消えています。下のエラーとつまずきポイントのセクションも見てください。

Developer画面のFailed状態
Developer画面のFailed状態。
View logsを押したあとのサーバーのログ
View logsを押したあとのサーバーのログ。

では、テストです。Claude Desktopアプリの中で新しいチャットを開き、次のように書きます。

Code
mohsentavoosi.comの過去28日間の表示回数をSearch Consoleから取得して、上位のクエリを教えて

Claudeが許可を求めるウィンドウを出したら、Allow once か Always allow を押します。

1回目は、ブラウザが開いてGoogleへのログインを求められます。サイトにアクセス権を持っているアカウントを選んでください。

Googleアカウントの選択
Googleアカウントの選択。

次に、Google hasn’t verified this app と書かれた画面が出ます。怖がらなくて大丈夫です!アプリを作ったのは自分自身で、Googleが審査していないだけなので、これは普通のことです。Continue を押します(バージョンによっては、先に Advanced を押してからアプリ名を押します)。

Google hasn't verified this appの画面。Continueボタンを押します
Google hasn’t verified this appの画面。Continueボタンを押します。

次にアクセス権限の画面が出ます。チェックを入れて Continue を押します。

アクセス権限を選ぶ画面。ここで、自分で作ったConsent Screenが表示されます
アクセス権限を選ぶ画面。ここで、自分で作ったConsent Screenが表示されます。

Authentication successful の画面が出たら完了です!タブを閉じてClaudeに戻ります。

ログイン成功
ログイン成功。
mohsentavoosi.comのSearch ConsoleのデータをもとにしたClaudeの回答(数字はサンプルです)
mohsentavoosi.comのSearch ConsoleのデータをもとにしたClaudeの回答。この画像の数字はサンプルです。

この解説の動画では、このステップで出るエラーをあえてそのまま見せています。Claudeが一度は間違ったコネクタにつながり、一度はキーのエラーを出し、一度はブラウザの画面が開かず、一度は何の理由もなくエラーになって、Claudeを終了して開き直したら直りました。これを見せたのは、同じことにぶつかったときに「自分のやり方が悪いんだ」と思わないでほしいからです!ほとんどの人がこういうことにぶつかります。次のセクションで、すべて解決方法と一緒にまとめました。

Search ConsoleとClaudeの接続で起きるエラーとつまずきポイント、どう解決する?

どれも、私自身か、私の2台目のパソコンか、動画の収録中に実際に経験したものです。基本のルールは、何かを推測する前に、エラーの正確な文面か Developer 画面のスクリーンショットをClaudeに渡すことです。

何も変えていないのにサーバーが接続エラーを出す。どうすればいい?

この方法でいちばんよくあるつまずきです!Developer 画面でサーバーの横にエラーや Failed が出たり、Claudeが「Search Consoleに接続できない」と言ったりします。設定ファイルもキーのファイルもちゃんと元の場所にあるのに、です。少し待つと勝手に直ることもあります!直らなければ、Claudeを完全に終了します。つまり時計の横のアイコンからも Quit し、タスクマネージャーでプロセスが残っていないことも確認してから、もう一度起動します。私の動画でも、何も変えずに、一度終了して開き直しただけで直りました。

Request timed outやCouldn’t start this serverのエラーはなぜ出る?

Claudeが待っているあいだに、サーバーが起動しなかったという意味です。npx コマンドは毎回、新しいバージョンがないかインターネットで確認するので、回線が遅かったり接続が不安定だったりすると、1分以上かかってしまいます。

Couldn’t start this server for Cowork and Code sessions というメッセージもあります。これは、Cowork と Code のモードが自分用に別のサーバーを起動していて、そちらが起動しなかったという意味です。普通のチャットが使えないとはかぎりません。まず普通のチャットで試してください。最初の数回の timeout は、たいてい自然に解消します。

何度も繰り返すようなら、コマンドプロンプトで一度これを実行して、パッケージをパソコンにインストールします。

Code
npm install -g suganthan-gsc-mcp

そして設定ファイルでは、npx の代わりに、インストールされたファイルを直接指定します。

Code
"command": "C:\\Users\\YOURNAME\\AppData\\Roaming\\npm\\suganthan-gsc-mcp.cmd",
"args": [],

ブロックの残り(env の部分)は前のままです。この方法なら、サーバーは1〜2秒で起動します!

設定ファイルがときどき消えてしまうのはなぜ?

昨日は動いていたのに、今日は Developer 画面にサーバーが1つもない!原因は2つです。ひとつは、Claudeが起動したままファイルを保存したために、終了時にClaudeが上書きしてしまったこと。もうひとつは、メモ帳で「UTF-8 (BOM付き)」のエンコードで保存したために、Claudeがファイルを読めず、作り直してしまったことです。解決方法は、ステップ8で話したルールのとおりです。ファイルはClaudeが完全に終了しているときだけ保存し、エンコードはBOMなしのUTF-8にします(「名前を付けて保存」のウィンドウの下で選べます)。そしてファイルの横にバックアップを置いておきます。

サーバーが1つも起動せず、全部まとめて消えたのはなぜ?

JSONファイルが壊れているということです。私が実際に見た間違いはこんなものです。

  • カンマの前に余計な波かっこが入っていて、ファイル全体を途中で閉じてしまっていた。
  • コマンドプロンプト用のコマンドを、間違えて設定ファイルの中に貼り付けていた。del や npx … setup のようなコマンドは、必ずコマンドプロンプトで別に実行します。ファイルの中には絶対に入れません。
  • 2つのサーバーブロックのあいだのカンマが抜けている、または最後の項目のあとに余計なカンマがある。
  • ファイルのパスのバックスラッシュが1つだけになっている。
  • ファイルの中に同じ行が2回入っている。

いちばん簡単なのは、ファイル全体をClaudeに渡して「波かっことカンマをチェックして、前からある部分も全部含めた、正しく直したファイルを返して」と頼むことです。

サーバーはRunningなのに、Claudeがキーや認証の設定がないと言う。なぜ?

設定ファイルの “env” の部分が抜けているか壊れていて、サーバーがキーのファイルのパスなしで起動したということです。ファイル全体が正しいか確かめたいなら、PowerShellでこれを実行します。

Code
Get-Content "$env:APPDATA\Claude\claude_desktop_config.json" -Raw | ConvertFrom-Json

エラーが出たら、JSONファイルが壊れています。エラーが出なければ、env の部分の名前とパスを1つずつ確認してください。

credentialのエラーやClaude’s response was interruptedが出るのはなぜ?

私の動画で、まさにこれにぶつかりました!設定ファイルには gsc_client_secrets.json と書いていたのに、ディスク上のファイル名は gsc-oauth-secrets.json でした。ハイフン1つと単語1つが違うだけで、動かなかったのです!設定ファイルに書いたファイル名と、フォルダの中のファイル名は、1文字残らず同じでなければなりません。拡張子の .json、2つにしたバックスラッシュ、ファイルが移動していないかも確認してください。

リクエストのあとに出たClaude's response was interrupted
リクエストのあとに出たClaude’s response was interrupted。
設定ファイルのファイル名とフォルダの中のファイル名が一致していない
設定ファイルのファイル名とフォルダの中のファイル名が一致していない。

Claudeが間違ったコネクタにつながる。どうすればいい?

以前に別のSearch Consoleのコネクタ(たいていはオンラインのもの)をアカウントに追加していると、Claudeがそちらを使おうとすることがあります。許可を求めるウィンドウに、別のコネクタの名前が出ます。動画では、私の場合も別のオンラインコネクタの名前が出ました。Deny を押してから、Settings の Connectors を開き、じゃまなコネクタを Remove してください。そうすれば、Claudeは自分で設定したサーバーだけを使うようになります。

Claudeが、設定したサーバーではなく別のコネクタの許可を求めている
Claudeが、設定したサーバーではなく別のコネクタの許可を求めている。
Connectorsの画面でじゃまなコネクタを削除
Connectorsの画面でじゃまなコネクタを削除。

サーバーはRunningなのに、チャットにSearch Consoleのツールが出てこない。なぜ?

おそらく、Claude Desktopアプリではなく、claude.ai(ブラウザ)かスマホアプリを使っています。自分のパソコン上のサーバーが見えるのは、そのDesktopアプリのチャットの中だけです。同じパソコンでブラウザを開いていても同じです。同じリクエストを、Claude Desktopアプリの中の新しいチャットで送ってください。

Googleにログインするときに出るAccess blockedのエラーはどういう意味?

アプリが Testing の状態で、ログインに使っているメールアドレスが Test users のリストに入っていないという意味です。自分がプロジェクトのオーナーでも、です!Google Auth Platform から Audience を開き、Test users に自分のメールアドレスを追加して Save を押します。それでも同じなら、シークレットウィンドウで試すか、数分待ってください。確実なのは Publish app を押すことです。

なぜ7日ごとにログインし直さないといけないの?

アプリが Testing のままになっていて、この状態ではGoogleがトークンを7日ごとに無効にするからです。Audience で Publish app ボタンを押して確定してください。使うのは自分だけなので、審査を求められることはありません。

Continueのあとに This site can’t be reached と 127.0.0.1 の画面が出る。どうすればいい?

これも私の動画で起きました!Googleの画面で許可したあと、ブラウザが 127.0.0.1:3847 を含むアドレスに移動し、ERR_CONNECTION_REFUSED のエラーが出ます。原因は、自分のパソコン上のサーバーがログインの返事を待つのは約2分だけだからです。ログインに時間がかかったり、途中でサーバーが再起動したりすると、そのアドレスで待っている相手がもういないのです。タブを閉じ、Claudeでもう一度リクエストを送り、今度は素早くログインを終えてください。私の場合は、Claudeを一度終了して開き直したら直りました。

127.0.0.1で出たThis site can't be reachedの画面
127.0.0.1で出たThis site can’t be reachedの画面。

ログインのときにredirectのエラーが出るのはなぜ?

キー(OAuth Client)を Web application のタイプで作ってしまったということです。Desktop app のタイプで新しいキーを作り、新しいJSONファイルに置き換えてください。

Googleのトークンの期限が切れた、または違うアカウントでログインしてしまった。どうすればいい?

アカウントやプロジェクトを変えたあとにすべてのリクエストがエラーになるなら、前のトークンがパソコンに残っています。まず、全体レポートのような簡単なリクエストを出してください(たとえば「mohsentavoosi.com の過去28日間のまとめ」)。私のテストでは、このリクエストでGoogleのログインがもう一度開きました。それでもだめなら、次の2つのコマンドを、設定ファイルの中ではなく、コマンドプロンプトで別に実行します。

Code
del "%USERPROFILE%\.gsc-mcp\oauth-token.json"
npx -y suganthan-gsc-mcp setup

そして、正しいアカウントでもう一度ログインします。

ポート3847のEADDRINUSEエラーはどういう意味?

前に起動したサーバーがまだ裏で動いていて、ポートをふさいでいるという意味です。Claudeを完全に終了し、タスクマネージャーで Node.js のプロセスも「タスクの終了」にしてから、もう一度起動してください。

1つのサイトだけデータが出ず、ほかのサイトは出るのはなぜ?

User does not have sufficient permission や You do not own this site のメッセージが出るなら、ログインしたアカウントにそのサイトへのアクセス権がないか、サイトのアドレスの形式が間違っています。正しいアカウントでログインするか、そのサイトのSearch Consoleで「設定」の「ユーザーと権限」から自分のアカウントのメールアドレスを追加してください。形式がわからなければ、sc-domain:example.com、https://example.com/、https://www.example.com/ の3つをすべて試します。

すべて正しいのに、1つのサイトだけが403(Forbidden)のエラーを出すなら、自分の接続はいじらないでください。私が実際に経験したケースでは、このエラーはそのサイト自体のサーバー(ホスティング)の設定が原因で、私たちの側の問題ではありませんでした!そのサイトのホスティング会社か技術チームに確認してもらう必要があります。

なぜClaudeは私のサイトのうち、いくつかしか認識しないの?

複数サイト用のダッシュボードのツールが表示するのは、GSC_SITE_URLS に書いたサイトだけです。Googleアカウントにある全サイトではありません。正しい形式でサイトをこのリストに追加し、Claudeを終了した状態で保存してから、起動してください。

つまずきポイントがもうひとつあります。このサーバーのツールの一部(URL検査やサイトマップの一覧など)は、どのサイトかを聞かずに、いつもデフォルトのサイト(GSC_SITE_URL)に対して実行されます。だから、回答に出てくるドメインを必ず確認してください。別のサイトで作業したいときは、デフォルトのサイトを一時的にそのサイトに変えます。

インデックス登録のためのURL送信だけが動かず、レポートは動くのはなぜ?

Web Search Indexing API を有効にしていない(ステップ4)か、アカウントにSearch Consoleの「オーナー(Owner)」権限がないかのどちらかです。インデックス登録のツールには、「フル(Full)」権限では足りません!

サーバーのログはどこにある?

View logs ボタンで開けないときは、ログはこのフォルダにあります。

Code
%APPDATA%\Claude\logs\

mcp-server- のあとに自分のサーバー名が続くファイルです(たとえば mcp-server-gsc-mohsentavoosi.log)。最後の数行をClaudeに渡してください。

こうしたエラーをはじめ、Search Consoleのデータを毎日の仕事で使うための何十ものポイントは、私のSEO講座で全体を体系立てて教えています。

ほかのMCP(たとえばMangools)をClaude Desktopに追加するには?

Search Consoleをつないだあとなら、次のツールの追加はずっと簡単です!同じ設定ファイルの中で、Search Consoleのブロックの波かっこが閉じたあとにカンマを入れ、次のブロックを追加します。例としてMangoolsを追加してみます。

Code
    "mangools-mohsentavoosi": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "mcp-remote", "https://mcp.mangools.com/mcp", "--header", "x-access-token:TOKEN_HERE"]
    }

command と args の部分は、たいていツールのサイトかClaudeが教えてくれますし、それで正しく動きます。入れるのは、自分のキーかトークンです。ツールのサイトで自分のアカウントに入り、MCP や API の項目を探してください。Mangoolsでは Connect your AI という名前です。トークンをコピーして、TOKEN_HERE の部分にだけ貼り付けます。行のほかの部分には触らないでください!

MangoolsのサイトのMCPページと、そのまま使える設定
MangoolsのサイトのMCPページと、そのまま使える設定。

この部分にも、つまずきポイントが2つあります。

  • x-access-token のコロンのあとにスペースを入れないでください。正しい形は x-access-token:TOKEN で、x-access-token: TOKEN ではありません。
  • トークンを出さないツールなら、header とトークンの部分を削除します。mcp-remote がそのツールのログイン画面をブラウザで自動的に開いてくれます。Search Consoleのときと同じです。

mcp-remote はアプリではないので、アイコンを探しても見つかりません。Claudeが裏で設定ファイルをもとに自動で実行します。Claude を完全に終了して起動し、数秒待つだけです。1回目はダウンロードがあるので少し時間がかかります。

こんな疑問が出るかもしれません。「MangoolsをClaudeのWeb版の Connectors に直接追加すればいいのでは?」私は試しました!トークンをリクエストのヘッダーで送るには、アカウントで Request headers が使える必要があるのですが、私のアカウントでは使えませんでした。だから私は、全部 Claude Desktop でつないでいます!

Claudeを完全に終了して起動したら、テストのリクエストを送ってみてください。Claudeが許可を求めてから、本物のデータで答えてくれます。

ClaudeがMangoolsを使う許可を求めている
ClaudeがMangoolsを使う許可を求めている。
Mangoolsの本物のデータをもとにしたClaudeの回答
Mangoolsの本物のデータをもとにしたClaudeの回答。

Search ConsoleをClaudeにつないだあと、何ができる?

ここからが本番です!ClaudeがSearch Consoleのデータに直接アクセスできれば、データを書き出して表を作る代わりに、質問するだけで済みます。

  • 掲載順位が4〜15位で、表示回数が多いキーワードはどれ?
  • 同じキーワードで競合しているページはどれ?(カニバリゼーション、つまり同じサイトのページ同士が競合すること)
  • ここ数か月で順位が落ちたページはどれ?
  • この新しいURL 20件をインデックス登録のために送って

ひとつ注意しておきます。数字そのものはGoogleのAPIから直接来ていて、Claudeが作っているわけではありません。でも、Claudeの解釈は間違うことがあります。たとえば、根拠もなく順位の下落をアルゴリズムのアップデートのせいにしたり、検索数の少ないキーワードの表示回数がゼロになったことを下落と数えたりします。誰も検索していなければ、そもそも表示回数は記録されないのです!だからレポートでは、Claudeにデータの数字だけを書かせ、推測の原因は書かせないようにしてください。そして、どんなSEOの作業も、結果が出るまで最低6か月はかかることを覚えておいてください。このデータは、焦って結論を出すためではなく、正しい判断をするために使いましょう。

このデータを使って具体的にどんな判断をするか、つまりどのページを残し、どれを統合し、どのキーワードに時間をかける価値があるのかは、私のSEO講座で実際のプロジェクトを使って何時間もかけて教えています。AIは、自分が教えた方法を、より速く実行するだけです。その方法は、まず自分自身が身につけておく必要があります!キーワード調査からレポートまで、この方法の全体はAIで実践するSEOの解説にまとめました。

この解説は、私、モーセン・タヴォーシが自分のサイトとプロジェクトでの実際の経験をもとに書きました。このデータをサイトの本当のSEOに使い、Search Consoleのひとつひとつの数字の裏にどんな判断があるのかを知りたいなら、私のSEO講座を見てください。私のほかの解説も mohsentavoosi.com にあります。

よくある質問

Claude MCP 設定でSearch Consoleをつなぐのは無料ですか?

無料です。サーバー、Google Cloud、Search Console APIのどれにも、この使い方なら費用はかかりません。必要なのはClaude本体の有料プランだけです。無料プランではすぐに上限に達してしまうからです。

この方法はClaudeのWeb版やスマホでも使えますか?

使えません。サーバーは自分のパソコンで動くので、表示されるのはそのパソコンのClaude Desktopアプリの中だけです。パソコンの電源が切れていれば、接続も動きません。

オンラインの既製コネクタと比べて、何が違いますか?

既製コネクタはほかの会社のサーバーで動くので、パソコンの電源が切れていても、Web版やスマホからでも使えます。そのかわり、たいてい有料か無料枠が少なく、Googleのトークンもその会社の手元に置かれます。この方法は無料で、トークンは自分のパソコンに残ります。

必要なものは何ですか?

Claudeの有料プラン、Windowsのパソコン、Search Consoleでサイトにアクセス権を持つGoogleアカウント、そしてNode.jsです。初回は1時間ほどかかりますが、2回目からは数分で終わります。

Claude Desktopの設定ファイルはどこにありますか?

Windowsでは %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json にあります。Claude Desktopの Settings から Developer を開き、Edit config を押すと、このファイルが入ったフォルダが開きます。

サイトが複数ある場合、Google Cloudのプロジェクトはいくつ作ればいいですか?

1つだけです。サイトへのアクセス権はプロジェクトではなくGoogleアカウントから来ます。すべてのサイトを GSC_SITE_URLS にカンマ区切りで続けて書いてください。

OAuth client IDを作るとき、Application typeは何を選べばいいですか?

Desktop app です。Web application にするとログインのときに redirect のエラーが出ますし、API key や Service account ではSearch Consoleにつながりません。

GSC_SITE_URLにはどの形式でサイトのアドレスを書けばいいですか?

Search Consoleに登録されている形と同じにします。ドメインのプロパティなら sc-domain:example.com、URLプレフィックスのプロパティなら https と最後のスラッシュまで含めた完全なアドレスです。www付きで登録しているなら www も入れます。

このためにプログラミングの知識は必要ですか?

必要ありません。テキストファイルを1つ開いて、用意された数行を貼り付けて保存するだけです。いちばん難しいのは、波かっことバックスラッシュを正確に書くところです。

設定を保存したのに、Claudeにサーバーが1つも表示されないのはなぜですか?

Claudeを完全に終了しないまま保存したせいでファイルが上書きされたか、JSONファイルのどこかが間違っています。時計の横のアイコンとタスクマネージャーでClaudeを完全に終了し、ファイル全体をClaudeに渡して波かっこをチェックしてもらってください。

Google hasn’t verified this appの画面は危険ですか?

危険ではありません。アプリを作ったのは自分自身で、Googleが審査していないだけです。Continue を押して進んでください。

Testingのままにしておくと何が困りますか?

7日ごとにトークンが無効になり、ログインし直す必要があります。また、Test users に入っていないメールアドレスでは Access blocked のエラーになります。Audience で Publish app を押せば、自分だけが使うアプリなら審査なしで解決します。

ClaudeがSearch Consoleから出すデータは正確ですか?

数字はGoogleのAPIから直接来ていて、Search Consoleの数字そのものです。ただ、Claudeの解釈は間違うことがあります。レポートでは、データの数字だけを判断の材料にしてください。

Claudeにつなぐと、Search Consoleの使い方はどう変わりますか?

データを書き出して表を作る代わりに、質問するだけで済むようになります。たとえば、表示回数は多いのに順位が4〜15位のキーワード、順位が落ちたページ、同じキーワードで競合しているページを聞けますし、新しいURLをインデックス登録のために送ることもできます。

インデックス登録のためのURL送信には何が必要ですか?

Google Cloudで Web Search Indexing API を有効にしていることと、そのサイトのSearch Consoleで「オーナー(Owner)」権限を持っていることです。「フル(Full)」権限では、レポートは動いてもインデックス登録のツールは動きません。

リクエストの回数に上限はありますか?

Googleは1サイトあたり1分間に約1,200件のリクエストを認めています(Search Console APIの使用制限のドキュメントによる)。毎日の作業で、この上限に達することはまずありません!

MangoolsのようなほかのツールもClaudeに同じようにつなげますか?

つなげます。同じ設定ファイルにブロックを1つ追加して、そのツールのトークンを貼り付けるだけです。トークンを出さないツールなら、mcp-remote がブラウザでそのツールのログイン画面を開いてくれます。

Claude & AIをWordPress MCPに連携する方法

この解説では、ClaudeをWordPressサイトにつなぐ方法を説明します。つないだあとは、Claudeがサイトの投稿、固定ページ、コメント、設定を直接読み、許可すれば下書きを作ったり編集したりします。チャットとWordPressの管理画面のあいだで、テキストをコピー&ペーストする必要はもうありません!プラグインのインストールやテスト、設定までお任せできます。

私、モーセン・タヴォーシは、このWordPress Claude 連携を自分のサイトで実際に動かしていて、いまも毎日使っています。だから、どのステップにも実際のスクリーンショットがあり、ぶつかりそうなエラーも解説の最後にまとめました。

最初に言っておくと、私はコードを1行も書きませんし、ここで一緒にプログラミングを学ぶこともありません。その必要はありません。必要なところには、そのまま使えるテキストを用意してあるので、コピーするだけです。私のことを知っている人ならご存じのとおり、何でもお膳立てして、あとは食べるだけの状態で渡すのが大好きなんです!この無料の解説は、AIを使った国際SEO/GEO/AEO講座の動画レッスンの、ほんの一部です。AIをツールやサイトにつないで、ここからが本番です。本当の勝負は、つないだあとなんです!

WordPress Claude 連携に、なぜプラグインのインストールが必要なの?

AIがツールやサイトにつながるには、共通の言葉、つまりプロトコルが必要です。そのプロトコルの名前がMCP(Model Context Protocol、AIとツールのあいだの共通プロトコル)です。MCPを理解できるAIなら、MCPを持っているどんなサービスにもつながります!MCPのドキュメントは、MCPの開発元が公開しています。私のMCPも mohsentavoosi.com/skills で使えます!

WordPressには、標準ではMCPがありません。だから、Claudeの既製コネクタ(コネクタとは、Claudeをほかのツールにつなぐ接続のこと)の一覧にも、自分のWordPressサイト用の選択肢はありません。そこで、サイトにMCPを追加するプラグインをインストールし、そのアドレスをClaudeに渡します。私はEasy MCP AIというプラグインを使っています。もうひとつ覚えておいてほしいのは、どのMCPにもサーバーが必要だということです。そのサーバーは、自分のパソコン(Claude Desktopのような、インストールして使うAIアプリの場合)か、開発元が提供するサーバーのどちらかです。後者はたいてい無料ではありません。

同じルールはほかのツールにも当てはまります。使っているツールにMCPがないなら、開発元に作ってほしいと要望を出してください!しかも、はっきりと「MCP」です。APIではありません!「APIなら出しています」と言われたら、それでは足りないと答えてください。私たちはプログラマーでも技術者でもなく、シンプルなMCPがほしいだけです。MCPを出さずにAPIだけで済ませるツールは、いずれ消えていく運命です!技術者ではないユーザーは大勢いて、むしろ大多数です。その人たちがAIを使えば使うほど、ツールにMCPを求めるようになります。MCPを出さないツールは、少しずつユーザーの大半を失っていきます。

始める前に、何を用意すればいい?

次のものを用意してください。

  • WordPressの管理画面に入れる管理者権限。
  • 設定に Connectors の項目があるClaudeのアカウント。
  • HTTPSのサイトアドレス。Claudeに渡すアドレスは HTTPS で始まっている必要があります。

ステップ1:Easy MCP AIプラグインはどうやってインストールする?

WordPressの管理画面で「プラグイン」→「新規追加」を開きます。検索欄に「MCP」と入力すると、プラグインがいくつか出てきます。私は比べてみたうえで、Easy MCP AI をインストールしました。

プラグインの新規追加画面でMCPを検索した結果。最初に表示されているのがEasy MCP AIです
プラグインの新規追加画面でMCPを検索した結果。最初に表示されているのがEasy MCP AIです。

「今すぐインストール」を押してから「有効化」を押します。有効化すると、管理画面に Easy MCP AI という新しいメニューが追加されます。

ステップ2:サイトのMCPアドレスはどこで手に入る?

プラグインの最初の画面(Dashboard)に、MCP URL という見出しのボックスがあります。横にコピーのアイコンがあるので、このアドレスをコピーしてください!

Easy MCP AIのダッシュボード。MCP URLのボックスは左上にあります
Easy MCP AIのダッシュボード。MCP URLのボックスは左上にあります。

アドレスの形は次のとおりです。私のドメインの部分が、自分のサイトのドメインになります。

Code
https://mohsentavoosi.com/wp-json/easy-mcp-ai/v1/mcp

サイトのトップページのアドレスでは動きません。必ず上の形のアドレスにしてください!

ステップ3:Claudeにカスタムコネクタはどうやって追加する?

Claudeで、チャット入力欄の横にある + を押し、Connectors を選びます。続けて Add connector、最後に Add custom connector を選びます。

Claudeのチャット画面からコネクタを追加する手順
Claudeのチャット画面からコネクタを追加する手順。

もうひとつの方法は、Claudeの設定からです。Settings を開いて Connectors に進み、Add ボタンを押します。

Claudeの設定にあるコネクタの一覧。AddボタンでAdd custom connectorのメニューが開きます
Claudeの設定にあるコネクタの一覧。AddボタンでAdd custom connectorのメニューが開きます。

入力欄が2つあるウィンドウが開きます。Name の欄には、好きな名前を入れてください。たとえばサイト名です。この名前は、自分のコネクタ一覧に表示されるだけです。MCP server URL の欄には、ステップ2でコピーしたアドレスを貼り付けます。

Add custom connectorのウィンドウ。ここに名前とMCPのアドレスを入力します
Add custom connectorのウィンドウ。ここに名前とMCPのアドレスを入力します。

入力欄の下には、「信頼できる開発元のコネクタだけを使ってください」というAnthropicからのメッセージがあります。このメッセージは、すべてのカスタムコネクタで表示されます。プラグインは自分のサイトに自分でインストールしたものなので、Continue を押してください!

ステップ4:WordPressの承認画面にはどう答える?

Continue を押すと、自分のサイトのページが開きます。ここでWordPressが、Claudeにどんなアクセス権を与えるかを聞いてきます。迷いましたか?心配いりません。選択肢は3つだけです。

  • Read-only。Claudeは読むだけで、何も変更しません。
  • Full access。Claudeはプラグインのすべてのツールを使えます。読むことから、書き込みや削除まで。
  • Custom。どのツールを使えるようにするかを自分で選びます。

レポートと分析だけが目的なら、Read-only で十分です。Claudeに下書きを作らせたり編集させたりしたいなら、Full access か Custom が必要です。私は Custom を選びました。たとえば新しいユーザーの作成を、Claudeに任せたくないからです!使わないツールはオフにしておきましょう。

この承認は、接続全体に対して1回だけ行うものです。作業1つずつの承認ではありません!作業ごとの承認は別の設定で、ステップ6で説明しています。

ステップ5:ClaudeとWordPressの接続ができたか、どう確認する?

承認すると Claude に戻り、一覧にコネクタが表示されます。新しいチャットを開いて、「私のサイトの最新の投稿は何?」のような簡単な質問をしてみてください。ClaudeがWordPressのツールを呼び出して、最新の投稿のタイトルを返してくれます。

WordPress側からも確認できます。Easy MCP AI のメニューで Connections を開き、OAuth のタブを見てください。OAuthとは、Claudeがパスワードを受け取らずに、WordPressからログインの許可をもらう仕組みです。ここに、Claude という名前のクライアント(サイトに接続したプログラムのこと)が Active の状態で表示されています。Active grants(有効なアクセス権)の部分には、自分が選んだアクセス権のレベルが書かれています。

Connections画面のOAuthタブ。Revokeボタンでこの接続を切断できます。クライアントIDはぼかしてあります
Connections画面のOAuthタブ。Revokeボタンでこの接続を切断できます。クライアントIDはぼかしてあります。

Revoke(アクセス権の取り消し)ボタンもここにあります。いつかClaudeをサイトにつないでおきたくなくなったら、クリック1回でアクセスを切れます!

ステップ6:ツールの手動承認と自動実行はどこで設定する?

この設定は2か所にあります。1つはClaude本体、もう1つは Easy MCP AI プラグインです。

Claudeでの手順は次のとおりです。Settings を開き、Connectors から自分のWordPressのコネクタを選びます。画面の下のほうに、Tool permissions(ツールの権限)という部分があります。

ClaudeのTool permissions。ツールごとにアイコンが3つあります。チェックはAlways allow、手はNeeds approval、斜線入りの丸はBlockedです
ClaudeのTool permissions。ツールごとにアイコンが3つあります。チェックはAlways allow、手はNeeds approval、斜線入りの丸はBlockedです。

ツールは2つのグループに分かれています。Read-only tools(読み取り専用のツール)と Write/delete tools(書き込み・削除のツール)です。ツールごとに、次の3つの状態を選べます。

  • Always allow。Claudeは確認なしで実行します。
  • Needs approval。Claudeは実行するたびに、事前に許可を求めます。
  • Blocked。決して実行されません。

グループ名の横にはドロップダウンメニューがあり、そのグループのツールの状態をまとめて変えられます。

Read-only toolsグループの横のドロップダウンメニュー。Customの表示は、このグループのツールの状態がばらばらだという意味です
Read-only toolsグループの横のドロップダウンメニュー。Customの表示は、このグループのツールの状態がばらばらだという意味です。

Easy MCP AI プラグインにも、この設定の場所が2つあります。1つ目は Tools のページです。ここにはプラグインのすべてのツールがカテゴリーごとに並んでいて、ツールごとに読み取り用(Read)か書き込み用(Write)か、有効か無効(Disabled)かが表示されています。たとえば私は、ユーザーの作成、編集、削除を無効にしています。

Easy MCP AIプラグインのToolsページ。私のサイトでは、ユーザーの作成・編集・削除のツールが無効(Disabled)になっています
Easy MCP AIプラグインのToolsページ。私のサイトでは、ユーザーの作成・編集・削除のツールが無効(Disabled)になっています。

2つ目は、Easy MCP AI のメニューの Settings にあります。画面の下のほう、Advanced の部分に Disabled tools というリストがあります。ツールにチェックを入れて Save changes を押すと、そのツールはサイトにつながっているすべてのAIに対してオフになります。つまり、Claude側で Always allow になっていても、実行されません!

プラグインの設定にあるDisabled toolsのリスト。チェックを入れたツールは、すべての接続でオフになります
プラグインの設定にあるDisabled toolsのリスト。チェックを入れたツールは、すべての接続でオフになります。

同じことをする場所が2つ?混乱しましたか?わかります。でも、2か所の違いはシンプルです。Claudeでは、各ツールを許可つきで実行するか、許可なしで実行するかを選びます。一方プラグインでは、そのツール自体を使えるようにするかどうかを選びます。

私、モーセン・タヴォーシのおすすめはシンプルです。書き込み・削除のツールは Needs approval のままにしておいてください。読み取り専用のツールは何も変更しませんが、サイトの情報にはアクセスできます!WooCommerceのショップを運営しているなら、注文や顧客情報を読むツールも Needs approval にしておきましょう。

ClaudeのWrite/delete toolsグループ。何かを変更するツールはNeeds approvalになっています
ClaudeのWrite/delete toolsグループ。何かを変更するツールはNeeds approvalになっています。

少なくとも最初の2〜3か月は、手動承認のままにしてください!理由は3つあります。

  • Claudeが毎回何をしようとしているのかを正確に見られるので、Claudeとの付き合い方が身につきます。
  • Claudeのミスや、自分の指示の間違いで、サイトが壊れることがありません。
  • 作業ごとにいくつのツールが呼び出され、Claudeの利用枠をどれくらい使うのかがわかります。

数か月たって自信がついたら、いつも承認しているツールを1つずつ Always allow に移していきましょう。接続したあと、SEOのどの作業をClaudeに任せ、どの作業を任せないかは、私のSEO講座で詳しく教えています。

Claudeの設定を変えたのにチャットで変化がなければ、新しいチャットを開き直してください。新しい設定は新しいチャットで反映されます。

ステップ7:Claudeでテスト用の投稿を作るには?

テストには、何も壊れない作業を頼みましょう。私は「未分類のカテゴリーに、タイトルが『テスト』の下書きを作って」と頼みました。投稿作成のツールは Needs approval になっていたので、Claudeはまず許可を求めてきました。承認すると下書きが作られ、WordPressの投稿一覧で確認できました。

プラグインには、知っておくべき設定がもうひとつあります。Easy MCP AI のメニューの Settings にある Force draft on create という項目です。これをオンにすると、Claudeが作る投稿や固定ページは、たとえClaudeが公開しようとしても、すべて下書きになります。私のサイトでは、手動承認をしているので今はオフにしています。始めたばかりなら、オンにしておいてください!

プラグインの設定。Force draft on createをオンにすると、Claudeが作るものはすべて下書きのままになります
プラグインの設定。Force draft on createをオンにすると、Claudeが作るものはすべて下書きのままになります。

ClaudeがWordPressサイトで何をしたか、どうやって確認する?

方法は2つあります。

  • プラグインのダッシュボードにある Recent activity で、最近呼び出されたツールがわかります。Activity のタブには全体の一覧があります。
  • Claude自身にログ(実行した作業の履歴)を読んでもらいます。そのための wp_audit_list というツールがあります。

AIがサイトを壊してしまう危険!

この接続では、Claudeがサイトに書き込んだり削除したりできるようになります。指示の間違いやClaudeの読み違いひとつで、投稿が書き換えられたり削除されたりすることがあります。だから、次の3つを必ずやってください。

  • アクセス権のレベルは、できるかぎり Read-only か Custom にしておく。
  • 書き込み・削除のツールは Needs approval にしておく。
  • 不安を感じたら、OAuth のタブから接続を Revoke する(つまりアクセス権を取り消す)。

プラグインは API tokens の項目でトークンも作ります。トークンとは wpmcp で始まる長い文字列で、パスワードと同じようにサイトに入れてしまう鍵になるものです。このトークンは、スクリーンショットにもチャットにも、ほかの人の目に触れる場所にも絶対に載せないでください!

エラーとつまずきポイント

Couldn’t registerのエラーはどうやって直す?

Couldn’t register のメッセージが出ましたか?心配いりません、ちゃんと直せます!Claudeは接続する前に、サイトのルートにある2つのアドレスを読みに行きます。この2つのアドレスが404エラー(ページが見つからないという意味)を返すと接続できず、Couldn’t register のエラーが出ます。2つのアドレスは次のとおりです。

Code
/.well-known/oauth-authorization-server
/.well-known/oauth-protected-resource

まず、それぞれを自分のサイトのドメインのあとにつけて、ブラウザで開いてみてください。404エラーが出たら、次の解決方法を順番に試します。

  • MCPのアドレスを確認します。ステップ2で紹介したアドレスでなければいけません。サイトのトップページのアドレスではありません。
  • 管理画面で「設定」→「パーマリンク」(Permalinks)を開きます。何も変えずに「変更を保存」だけを押します。そのあと、上の2つのアドレスをもう一度ブラウザで開きます。
  • ホスティングにアクセスできない場合は、Redirectionプラグイン(またはRank Mathプラグインの Redirections 機能)をインストールして、リダイレクト(あるアドレスを別のアドレスに転送すること)を2つ作ります。1つ目の転送元は /.well-known/oauth-authorization-server、転送先は /wp-json/easy-mcp-ai/v1/.well-known/oauth-authorization-server です。2つ目も、oauth-protected-resource で同じように作ります。
  • ホスティングにアクセスできる場合は、htaccess ファイル(サイトのメインフォルダにある、サーバーの設定ファイル)を開き、下のテキストを BEGIN WordPress の行の上に貼り付けます。そのあと、サイトのキャッシュ(表示速度を上げるプラグインが作る、ページの保存済みコピーのこと)を削除してください。
Code
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteRule ^\.well-known/oauth-authorization-server(/.*)?$ index.php?rest_route=/easy-mcp-ai/v1/.well-known/oauth-authorization-server [L,QSA]
RewriteRule ^\.well-known/oauth-protected-resource(/.*)?$ index.php?rest_route=/easy-mcp-ai/v1/.well-known/oauth-protected-resource [L,QSA]
</IfModule>

これらを全部試しても404エラーが消えない場合は、ホスティング自体がこれらのアドレスをブロックしているので、ホスティングのサポートに依頼する必要があります。プラグインのダッシュボードにある Diagnostics のカードにも、ホスティングに合った解決方法が表示されます。何かをする前に、まずそこを確認してください!

どこかで「MCPのアドレスにトークンを入れて、OAuth(パスワードを渡さずにログインする仕組み)を回避しよう」という提案を見かけるかもしれません。これでは404エラーは直りません。Claudeは最初にOAuthを確認しに行くからです。そもそも、トークンをアドレスに入れることは絶対にしないでください!

コネクタを追加したのに、チャットに出てこないのはなぜ?

新しいチャットを開き直してください。それから入力欄の横の + を押して Connectors を開きます。コネクタはオン・オフのスイッチ付きで一覧に出ているはずです。オンになっているか確認してください!

Claudeが確認なしでサイトの何かを変更したのはなぜ?

その作業のツールが Always allow になっていたからです。ステップ6に戻って、Write/delete のツールを Needs approval に変えてください。コネクタを追加するたびに、ツールの設定を自分で確認しましょう。

この解説は、私、モーセン・タヴォーシが自分のサイトでの実際の経験をもとに書きました。接続したあと、SEOのどの作業にClaudeを使えばいいのかを知りたいなら、私のSEO講座を見てください。私のほかの解説も mohsentavoosi.com にあります。

よくある質問

ClaudeをWordPressにつなぐには、どんなプラグインが必要ですか?

WordPressにMCPを追加するプラグインです。私は Easy MCP AI を使っています。WordPressの公式プラグインディレクトリにあり、プラグインの新規追加画面で「MCP」と検索すれば見つかります。

MCPとは何ですか?

MCP(Model Context Protocol)はオープンなプロトコル、つまりAIがツールやサイトとやり取りするための共通ルールです。WordPressには標準でMCPがないので、プラグインが必要になります。

ClaudeにはWordPress用の公式コネクタがありますか?

Claudeの既製コネクタの一覧には、WordPressサイト用の選択肢はありません。カスタムコネクタ(Custom connector)を作って、プラグインのMCPアドレスを渡す必要があります。

WordPressサイトのMCPアドレスはどんな形ですか?

サイトのドメインのあとに /wp-json/easy-mcp-ai/v1/mcp が続く形です。このアドレスは Easy MCP AI のダッシュボードの MCP URL のボックスにあります。サイトのトップページのアドレスでは動きません。

サイトにHTTPSがないと接続できませんか?

できません。Claudeの MCP server URL の欄には HTTPS で始まるアドレスしか入れられないので、先にサイトをHTTPSにしておく必要があります。

Claudeにはどのアクセス権レベルを与えればいいですか?

レポートと分析だけなら Read-only で十分です。投稿の作成や編集もさせるなら Custom がおすすめです。必要なツールだけを使えるようにできるからです。Full access はユーザーの作成も含め、すべてのツールを使えるようにします。

ClaudeのTool permissionsとは何ですか?

コネクタごとの画面にある設定で、各ツールを確認なしで実行するか(Always allow)、自分の許可を得てから実行するか(Needs approval)、まったく実行しないか(Blocked)を決めます。

Easy MCP AIでは、ツールをどこでオフにできますか?

Easy MCP AI のメニューの Settings、Advanced の部分にある Disabled tools のリストです。チェックを入れたツールは、Claudeで Always allow になっていても、サイトにつながっているすべてのAIに対してオフになります。各ツールの有効・無効は、Tools のページでもカテゴリーごとに確認できます。

手動承認はどれくらいの期間続ければいいですか?

少なくとも2〜3か月です。そのあいだにClaudeが実際に何をするのかがわかり、ミスがあってもサイトは壊れず、Claudeの利用枠をどれくらい使うのかもつかめます。

Force draft on createは何をする設定ですか?

Claudeが作る投稿や固定ページを、たとえClaudeが公開しようとしても、すべて下書きのままにします。この項目は Easy MCP AI のメニューの Settings にあります。

ClaudeがWordPressサイトを壊すことはありますか?

アクセス権を与えた範囲では、ありえます!プラグインには削除や編集のツールがあるからです。アクセス権を Custom にして、書き込み・削除のツールを Needs approval にしておけば、承認なしに変更されることはありません。

読み取り専用のツールにも危険はありますか?

何も変更はしませんが、サイトの情報を読みます。WooCommerceのショップなら、注文や顧客情報も含まれます。こうした情報が大事なものなら、WooCommerceの読み取り用ツールも Needs approval にしておきましょう。

Claudeがサイトに加えた変更は、どうすれば確認できますか?

Easy MCP AI のメニューにある Activity のタブで、呼び出されたツールの一覧を見られます。Claude自身に、wp_audit_list ツールで作業の履歴を読んでもらうこともできます。

ClaudeとWordPressの接続はどうやって切りますか?

2か所から切れます。WordPressでは Easy MCP AI のメニューの Connections、OAuth のタブにある Revoke(アクセス権の取り消し)ボタンです。Claudeでは、コネクタの画面の Disconnect ボタンです。

wpmcpのトークンとは何で、どこに載せてはいけませんか?

プラグインが API tokens の項目で作る文字列で、パスワードと同じようにサイトに入れてしまう鍵になるものです。スクリーンショットにも、チャットにも、MCPのアドレスの中にも入れてはいけません。

Couldn’t registerのエラーはなぜ出るのですか?

Claudeが、サイトで /.well-known/oauth-authorization-server と /.well-known/oauth-protected-resource の2つのアドレスを見つけられなかったという意味です。たいていは、パーマリンク設定をもう一度保存するか、この2つのアドレスをリダイレクトするか、htaccess ファイルに数行追加すれば直ります。

ツールの設定を変えたのに、Claudeの動きが変わらないのはなぜですか?

前のチャットは、前の設定のまま開かれているからです。新しいチャットを開き直してください。

ChatGPTなどほかのAIでもWordPressにつなげますか?

MCPに対応しているAIなら、同じMCPのアドレスでサイトにつなげます。手順はツールごとに違い、この解説ではClaudeでの手順を紹介しています。

このためにプログラミングの知識は必要ですか?

必要ありません!プラグインをインストールして、アドレスを1つコピーし、いくつかボタンを押すだけです。404エラーを直すときも、そのまま使えるテキストを用意してあるので、コピーするだけです。

AIを使ったSEO対策のやり方

AIが代わりにSEOをやってくれるわけではありません!私、モーセン・タヴォーシがやったのは、何年もSEO講座で教えてきた自分のやり方を、AIに一歩ずつ教え込むことでした。おかげで、以前は1週間かかっていた作業が、1日もかからずに終わるようになりました。ただし、判断の基準はAIではなく私のものです。ここで紹介するAIを使ったSEOのやり方は、いま私が英語やアラビア語など複数の言語のサイトで実際に回している方法そのものです。例もすべてそのプロジェクトから取っていて、SEO講座でも同じ例を使っています。

例はどれも国際的なもので、特定の言語や国には縛られていません。私は、難しいほうから先に学ぶのがいいと考えています。どの言語にも通用する国際SEOを身につければ、自分の国の言語や好きな言語のSEOも自然にできるようになります。ECサイトのSEOを身につければ、ほかのタイプのサイトのSEOも自動的にわかるようになります。だから私の講座も無料コンテンツも、あえて難しいほうを扱っています。ただし、説明はやさしい言葉で、必要以上に難しくせず、自信がつくように進めます。

AIはSEOで何をして、何をしないのか?

いちばんよく見る間違いは、AIに「〇〇のキーワードを探して」とか「競合とのギャップや弱点を見つけて」と頼んで、返ってきた答えをそのまま信じてしまうことです。AIは検索ボリューム(1か月に検索される回数)を知りません!それらしく見える数字を作っているだけです。検索ボリュームをAIの推測で出していたなら、その数字は本物ではなく、あてにできません。

そこで、作業を次のように分担しました。

  • やり方と判断基準は私のものです(私がいつも重視しているのが、この判断基準です)。長年の経験から私が「生み出した」ものですが、この言葉はどうもしっくりきません。「抽出した」のほうが近いかもしれませんし、くだけて言えば「掘り出した」です!検索意図(検索する人が本当に求めているもの)をどう見分けるか、キーワードをどう分類するか、どのキーワードが罠で、どれがチャンスか。こうしたことはすべて、SEO講座で教えたのとまったく同じ形で、私自身がAIに教えました。
  • AIはそのやり方を実行するだけです。ただし、人間よりずっと速く!
  • 数字はツールから取ります。AIの記憶からではありません。検索ボリュームはキーワード調査ツールから、クリック数・表示回数・掲載順位はGoogle Search Consoleから取ります。ただし、サイトがゼロからのスタートではなく、Search Consoleにデータがたまっていることが前提です。AIとSearch Consoleをつなぐ方法がわからない場合は、別の記事で手順を紹介しています。
  • 最後に、出てきた結果を自分の目で確認して承認します。これだけです。ただ、見た目はシンプルでも、実際にやってみると、以前と同じくらい手を動かすことになります!
AIを使ったSEOの役割分担のまとめ
やり方を教えるのは私、実行するのはAI、数字はツールから。最後の確認は自分で。

もうひとつ。私、モーセン・タヴォーシはコードを1行も書きませんし、ここでプログラミングを学ぶ必要もまったくありません。思っているよりずっと簡単な作業です。

この役割分担は、GEOとAEOでも変わりません。GEO(Generative Engine Optimization)とは、Google自身のAI機能であるAI Overviews(AIによる概要)に、自分のコンテンツを表示してもらうための最適化です。AEO(Answer Engine Optimization)とは、ChatGPT、Gemini、Claudeなどが回答の中で、自分のサイトやページをおすすめしてくれるようにするための最適化です。日本では、こうしたAI向けの最適化をまとめて「LLMO対策」と呼ぶことも多いです。実務では、どちらも同じ作業の流れで進めます。SEOとの違いは、別の記事で詳しく書きました。結論だけ言うと、SEO、GEO、AEOは別々の3つの仕事ではありません。ひとつの検索意図に合わせてきちんと作ったページは、Googleで上位に表示され、AIの回答にも出やすくなります。

AIでSEOをするには、どんなツールが必要?

  • Claude。方法とルールを保存しておく指示書ファイルの「スキル」機能と、プロジェクトのファイルをまとめておく「プロジェクト」機能を使います。この2つがあれば、毎回ゼロから説明し直す必要はありません!同じことはChatGPT Codexでもできます。通常のChatGPTにはこの形のスキルがなく、パソコン上のフォルダを使う必要があります。ただ、AIの変化はとても速いので、ChatGPTはいずれClaudeの機能をまねて、フォルダなしでもスキルを使えるようにするでしょう。この記事を読んでいる頃には、もう追加されているかもしれません!
  • 検索ボリュームを取るためのキーワード調査ツール。私はMangoolsを使っていて、Claudeにつないで、数字をツールから直接読ませています。ほかに使い慣れたツールがあれば、それでもかまいません!ただし、MCPがあることは必須です!ないとしたら、それはユーザーが要望を出していなくて、ツール側も本気で取り合っていないからです。念のため繰り返しますが、必要なのはMCP(Connector)で、APIではありません。「APIならあります」と言われたら、「いいえ、必要なのはMCPです」と返してください。「モーセン・タヴォーシが、必要なのはMCPだと言っていた」と伝えてもらってもかまいません。
  • Search Consoleとの接続。クリック数、表示回数、ページのインデックス状況を見るために使います。無料でできる接続方法を、全ステップのスクリーンショット付きで、ClaudeとSearch Consoleの接続ガイドにまとめました。
  • GoogleスプレッドシートかExcel。出力はすべて、あとから確認できるファイルにします。チャットに流れる長い文章では、確認のしようがありません!
SEOのさまざまな作業用にClaudeで作ったスキルの一覧
Claudeのスキル一覧。スキルごとに、SEO作業の一部分のやり方が保存されています。

正直に言っておくことがあります。これらのツールの無料版では、この作業はこなせません。本格的に作業を始めると、すぐに無料枠を使い切ってしまいます。この記事で話すことはすべて有料版が前提で、この作業をするなら有料プランへの加入は避けられません!申し込みは必ずClaudeやOpenAIの公式サイトで、自分のメールアドレスで行ってください。ほかのAIへのアクセスを転売しているサイトで買うのはやめましょう。

キーワードギャップとは?AIでどう絞り込む?

キーワードギャップとは、競合は順位を獲得しているのに、自分のサイトは獲得できていないキーワードのことです。ツールを使えば、このリストは数秒で出てきます。問題は、そのままのリストがまったく役に立たないことです!

フランスのあるオンライン書店では、キーワードギャップの結果が、フランス語のキーワードで約4,000件ありました。このリストをそのままAIに渡して「ページを作って」と頼めば、何千ページも出てきますが、その大半は1クリックも取れません!

まずはファイルそのものを見てください。月間検索ボリュームの列にデータは入っていますか?このプロジェクトでは、検索ボリュームの列がすべての行で空でした。つまり、検索ボリュームをもとにした判断は、どれも根拠のないものになってしまいます。そこで、Mangoolsでフランスを対象に、各キーワードの検索ボリュームを取り直しました。

AI(私の場合はClaude)にキーワードを1つずつ検討させる前に、費用も時間もかからないシンプルなフィルターで、リストの大部分をふるい落とします。確認することはひとつだけ。このキーワードで、競合がGoogleの検索結果の3ページ目までに入っているかどうかです。競合が31位以下なら、Googleはそもそも、自分たちのようなサイトをこのキーワードの答えとして見ていない、ということです。このフィルターだけで、約2,500件のキーワードが外れました!下の画像で確認できます。

フランスのオンライン書店のキーワードギャップの集計と、精査後に除外したキーワード
フランスのオンライン書店のキーワードギャップの集計。除外した理由をキーワードごとに記録し、同じトピックのキーワードは1つのページにまとめています。

ここでようやくAIの出番です。ただしその前に、基準を短い表にまとめて確定させます。データを見てから基準を変えると、データを自分の思い込みに合わせて曲げることになるからです。このプロジェクトの基準は、次のとおりでした。

  • 他社のブランド名を含むキーワードは除外する
  • 本と関係のない(コンバージョンにつながる自社のテーマから外れた)キーワードは除外する
  • KD(Keyword Difficulty、順位を取る難しさ)が高いキーワードは、消さずに残して「難しい」というラベルを付ける
  • 同じページで扱うキーワードは、削除せずにまとめる

この基準は、AIが勝手に考えたものではありません!私が何年も使い、教えてきた基準です。AIはそれを何千行ものデータに当てはめただけです。SEO講座のほか、キーワードターゲティングとキーワード調査の無料の解説でも学べます。ページ設計の判断基準は、何年も前に、あるページ設計(クラスタリング)の難題にぶつかったのをきっかけに作りました。最初はwebmaster stackexchangeで質問したのですが、納得できる答えは返ってきませんでした。そこで自分で調べ、試行錯誤を重ねて、今の基準にたどり着きました。AIの時代になった今も、同じ基準を使っています。私の基準は、ほかの人たちと違って、今のGoogleの検索結果をまったく見ません。他社が何をしたかを確認して、その後ろをついていくやり方ではないのです。他社は、大手ブランドでさえ、よく間違えます。まねをすれば後ろを走るだけで、相手の弱点、つまりそのキーワード用の専用ページを作っていないという隙を突くことができません!

次のステップは、多くの人が見落としている部分で、コンバージョン率に関わります。この記事全体を通して、コンバージョン率の話は織り込んであります。検索ボリュームは大きいのに、1ページ目に手強い競合がいないキーワードは、チャンスではなく罠です!たとえば、映画化された本のタイトル。そのキーワードで検索する人は、映画を見たいのであって、本を買いたいわけではありません。あるいは、有名な作家の名前だけのキーワード。その名前で検索する人は、たぶん作家の経歴を知りたいのであって、本を買いたいわけではありません。

約4,000件あったキーワードは、最終的に300ページ足らずになりました。どのページにも、はっきりした検索意図が1つあり、追い抜ける現実的な競合がいます。競争の激しさを考えたうえで、自分たちの力と予算の範囲で実際に手を打てるキーワードだけを選んでいるからです。

AIでキーワード調査!ただし推測の数字は使わない

キーワード調査は、キーワードから始めないでください。自分のサイトから始めます!まず、今あるページをすべてリストにし、各ページの実際のSEOタイトルとページ見出し(H1)も一緒に書き出します。サイトの中で何が起きているのかを、先に把握しておく必要があるからです。そうしないと、同じ内容のコンテンツやページを重複して作ってしまいます。私はこの工程を「オンボーディング」と呼んでいます。プロジェクトに入り、状況の説明を受け、全体像をつかむ。まさにオンボーディングです。すでにあるページを、もう一度作り始めてはいけません。これまでの取り組みを無視してサイトの最適化を始めるのは、大きな間違いです。

アメリカのある住宅ローンサイト(英語、アメリカ市場)では、次の順番で進めました。

  1. 既存の商用ページとブログページを洗い出す
  2. 各ページのSEOタイトルとH1、さらに各ページのメインキーワードを、シートの別々の列に書き込む
  3. この2つが終わってから、今あるキーワード以外の新しいキーワードの調査を始める

最初の段階では、今あるページのURLとトップページだけからリストを作りました。次の段階では、サイトマップに載っているすべてのページの、実際のSEOタイトルとH1からリストを作りました。既存のページと検索意図が同じキーワードには、新しいページを作りません(見分け方は、キーワードターゲティングの解説か、講座のクラスタリングの章を見てください)。そのキーワードは、今ある既存のページに割り当てます。いわゆる「アサイン」です。

商用の意図を示すサインも忘れずに見てください!キーワードから商用かどうかを見分ける方法は、解説にまとめてあるので、ぜひ見ておいてください。

キーワードの前後に付いて、購入や申し込みをしたい(Transactional)という検索意図を示す言葉があります。日本語なら「購入」「価格」「通販」など。英語ならbuy(購入)、price(価格)、それにmortgage brokerのbroker(仲介業者)など。フランス語ならacheter(購入)です。

ひとつ注意点があります!「おすすめ」や「ランキング」が付いたキーワードは、購入の検索意図ではなく、商用にも数えません。情報収集型(informational)です。最終的に買うつもりの人が検索していても、同じです。「〇〇 おすすめ」で検索する人は、まだ比較している途中で、決めていません。だからこのキーワードは、販売ページではなく、ブログ記事向けです。こうしたキーワードに手を出すと、競争が激しくて、コンバージョン率の低い領域に入ることになります。私はいつも言っています。費用対効果を考えてください!割に合いません!少なくとも、最初のうちは割に合わないんです!

最後に、リスト全体をまとめてMangoolsやSemrushのようなキーワード調査ツールに入れ、検索ボリュームを出します。AIは私が教えた方法でリストを作るだけで、検索ボリュームの数字を出すのはツールです。ここがとても大事です。

フランスのオンライン書店向けフランス語キーワードの月間検索ボリューム
フランス語キーワードの検索ボリューム(対象国はフランス)。赤い行はまったく検索されていません。

私、モーセン・タヴォーシのルールのひとつは単純です。検索されていないキーワードは削除します。いつか検索されるようになるかもしれないと思っても、ビジネスにとても関係があると感じても、削除します!上の画像を見てください。acheter bd adulte(フランス語で「大人向けコミック 購入」)は、まったく検索されていません(検索ボリュームがゼロ)。一方、bd adulte(「大人向けコミック」)は、月に1万回以上検索されています。何も考えずにすべてのキーワードに「購入」を付け足していたら、誰もそんな形で検索しないキーワードに向けて、ページを最適化していたことになります!

アメリカの住宅ローンサイトのキーワード調査で除外したキーワードと、それぞれの除外理由
アメリカの住宅ローンサイト(英語)のキーワード調査で除外したキーワード。

上の画像には、2種類の除外があります。最初の3行は、まったく検索されないので削除しました。次の3行は、何万回も検索されています!ですが、検索意図がサイトにすでにあるページとまったく同じなので、新しいページは作りません。それぞれ、対応する既存のページに割り当てます。(この見極めは本当に、本当に大事です。講座では2つの章を使って説明していますし、無料の解説もたくさんあります!)

無料で使えるヒントがもうひとつあります。CPC(Cost Per Click、Google広告での1クリックあたりの単価)です。広告主がそのキーワードにお金を払っているなら、そのキーワードにはコンバージョンがあるということです。つまり、CPCが高いキーワードは、購入の検索意図が強いと考えられます!

この工程が初めてなら、まずキーワード調査の基本の解説を見てください。この工程は、AI時代のキーワード調査を扱った動画でも、さらに詳しく見せています。

ページ設計(クラスタリングとターゲティング)とは?なぜいちばん大事な工程なのか?

この記事の中で、ひとつだけ本気で取り組むとしたら、このパートです!上位表示されないサイトの多くは、コンテンツに問題があるわけではありません。外部対策(Off-Page)、つまりE-E-A-TのAとT(権威性と信頼性)の問題でもありません。問題は、どのキーワードをどのページで扱うのかが、はっきりしていないことです!つまり、ページ単位での深く本格的なクラスタリングの問題です。

ここから、私、モーセン・タヴォーシの基本ルールを説明します。何年もかけて自分で導き出したものです。これを自分の名前で教えたり、私のことをネットのどこかにいる名もない書き手だと思ったり、どこかから拝借したものだと考えたりするのは、やめてほしいのです。出典を明記してもらうことは、私にとって倫理の問題としてとても大切です。出典(はっきり言えば、mohsentavoosi.comのアドレス)を示さずに、これから話す基準だけが語られるのは、納得できません。この基準は、先ほど話した、何年も前にwebmaster stackexchangeで答えが得られなかった質問から始まったものです。

1. 検索意図ひとつにつき、ページはひとつ。判断の単位は検索意図です。キーワードごとにページを作るのでも、トピックごとにページを作るのでもありません。分けるかどうかは、あくまで検索意図で決めます。昔から使っている自動ドアの例で説明しましょう。「自動ドア」で検索する人の検索意図は、自動ドア全般です。どんな種類の自動ドアでもかまいません。電動シャッターかもしれないし、ガラスの自動ドアかもしれないし、ドアクローザーまで含むかもしれません!このキーワードのページには、この広い検索意図に合った、全体を扱うタイトルとコンテンツが必要です。一方、「ガラス 自動ドア」で検索した人は、ガラス製の自動ドアがほしいことがはっきりしています。だから「ガラス 自動ドア」には、必ず専用のページが必要です。ただし、それ単独でも検索されていて、検索ボリュームがあることが条件です。

2. 先ほどの条件は、単独の検索ボリュームがあることとセットです。ここで、さきほど書いた出典の件を、もう一度お願いします。これはモーセン・タヴォーシ本人から、mohsentavoosi.comで学んだと、ぜひ口コミで広めてください。MozでもAhrefsのブログでもニール・パテルでもなく、世界のほかのSEOの書き手や実務家でもありません。彼らのほうが有名だからといって、何もかも彼らが考えたことにしてしまうのは、公平ではないですよね?

3. 関連するテーマや下位のテーマを、すべて親ページに詰め込んではいけません。たとえば、Search Consoleで「自動ドア」のページを何度も確認して、「おっ、ガラスもスライド式もシャッターも表示回数が出ているぞ!じゃあSEOタイトルに入れよう!」とやってはいけません。Search Consoleのデータで最適化してCTRを上げているつもりでも、それは思い違いです。そうした下位のテーマには、(検索ボリュームがあるなら)それぞれ専用のページを作ってください。これはGoogle自身のドアウェイページのポリシーにも沿っていますし、ユーザーはその的確なページですぐに目的を果たせます。さらに、AIの回答エンジンや生成エンジン、そしてGoogle自身にとっても、クロールの負担が軽くなります。大きなページの中から、ユーザーが求める記事や商品やサービスを探し出す必要がなくなるからです。

4. 今のGoogleの検索結果は、判断基準になりません!「ガラス 自動ドア」の専用ページを作っているサイトが1つでもあれば、私たちも必ず作ります(検索ボリュームがあれば)。では、誰も作っていなければ作らなくていいのか。そんなことはありません。その場合も、私たちは間違いなく作ります。このまたとないチャンスを生かすためです。この状況なら、少ないコストで1位を取れる可能性がとても高いからです。検索されているキーワードなのに、まさにそのユーザーの検索意図に合ったページがどこにもない。つまり、席が空いているのです!

5. 4で説明した理由から、強い競合や大手ブランド、老舗サイトのまねは絶対にしません!彼らは評価が高いので、GoogleもAIも、ユーザーがどのみちそのサイトの中で目的を果たせると知っています。とはいえ、そうした強いブランドが細かい専用ページまで作り始めたら、もう誰も追いつけません!(先ほどの出典の話も忘れないでくださいね)

アメリカの住宅ローンサイトに、どちらもsecond(2つ目)という単語を含む2つのページがありました。ひとつはsecond home loan。セカンドハウスや別荘を買うためのローンです。もうひとつはsecond mortgage。今住んでいる家を担保にした、2つ目のローンです。共通する単語があっても、それぞれを検索する人の検索意図はまったく違います!second mortgageは、すでにローンを組んでいる今の家で、2つ目のローンを組みたい人。second home loanは、2軒目の家、つまりセカンドハウスや地方の別荘を買うためのローンを探している人です。

共通の単語を含むのに検索意図が異なる2つのページ(英語):セカンドハウス購入のためのローンと、今の家を担保にした2つ目のローン
共通の単語を含むのに、検索意図が異なる2つのページ(英語)。

この逆のパターンもあります。単語は違うのに、検索意図が同じ。これがカニバリゼーション(同じサイトのページ同士が順位を奪い合うこと)です。vacation home loan(「別荘向けローン」)とsecond home loan(「セカンドハウスローン」)は、単語は違っても検索意図が同じなので、1つのページにします。「Googleの公式ドキュメントにカニバリゼーションという言葉はない」と言う人もいます。たしかにドキュメントには載っていません。でも実際には、正しいキーワードでページが順位を取るのを強く妨げ、せっかくの作業を台無しにします!Googleのドキュメントに書かれていないものは存在しない、ということにはなりません。

広い検索意図と細かい検索意図も、別々の2ページです。たとえば同じサイトには、DSCR cash-out refinance(賃貸物件向けの、借り換えと同時に現金を引き出すローン)の細かいページが1つだけあり、cash out refinance全般を扱う広いページはありませんでした。細かいページに、広いページの代わりをさせてはいけません!(最初は少しややこしいですよね。わかります)

いつも聞かれる質問があります。「2つのキーワードを1ページにするか2ページにするかは、Googleの検索結果を見て決めるべきでは?」答えはノーです!Googleの検索結果が示しているのは、今そこに何があるかであって、検索する人が何を求めているかではありません。今日まで誰もそのキーワードにぴったりのページを作っていなければ、Googleは近い関連ページを出すしかありません(先ほどの4番目の基準です)。だからといって、同じ間違いをまねする理由にはなりません。キーワードが記事向けか販売ページ向けかも、数字やグラフのような単独の指標では決まりません。先ほど出典を強調しながら説明した、ページ設計(クラスタリングとターゲティング)の基準すべてを使って決めます。

SEOタイトルは、Googleに伝わり、ユーザーにもクリックされるようにどう書く?

私が作るページのSEOタイトルは、2つのパートでできています。前半は、いちばん多く検索されているキーワードを、1語も足さず1語も削らずにそのまま入れます。後半は、同じキーワードの類義語や別の言い方で、ほかの人が検索しているものを入れます。それだけです!フランスのオンライン書店なら、たとえば次のようになります。

  • BD adulte | Bandes dessinées pour adulte(フランス語で「大人向けコミック | 大人のための漫画」)
  • Livre pas cher | Acheter livres pas chers en ligne(フランス語で「安い本 | 安い本をオンラインで購入」)

2つ目のタイトルには「購入」(acheter)が入っていて、1つ目には入っていません。acheter livre pas cher(「安い本 購入」)は月に約90回検索されていますが、acheter bd adulte(「大人向けコミック 購入」)はまったく検索されていないからです。「購入」をタイトルに入れるのは、「購入」を付けた形そのものが検索されているときだけです!下の画像では、各タイトルの横に日本語訳を付けています。

フランスのオンライン書店のシートにあるSEOタイトルの列と、各タイトルの日本語訳
フランスのオンライン書店のシートのSEOタイトル列。各タイトルに日本語訳を添えています。

「購入」などの言葉が付いていなくても、購入の検索意図を持つキーワードもあります。livre code de la route(「運転免許の教本」)で検索する人は、「購入」と入力していなくても、本を買いたいのです。購入の検索意図は、「購入」という言葉があるかどうかではなく、キーワードそのものから読み取ってください!最後に、販売ページかどうかに関係なく(ブログページも商用ページも)、リストにあるすべてのページのタイトルをシートに入れておきます。

ほかにもAIに教えたルールがあります。

  • タイトルの2つのパートの区切り記号は、サイト全体で統一する。すべて「|」か、すべて「-」
  • 上限は約60文字(半角の場合。日本語の全角文字なら30文字前後が目安です)。この数字にはブランド名も含まれるので、タイトル本体に使えるのは実質約50文字(全角なら25文字前後)です
  • タイトルの前半は、全ページで違うものにする。そうしないと、自分でカニバリゼーション(サイト内のページ同士の順位の奪い合い)を作ってしまいます!
  • ブランド名は、自分で指定したときだけ入れる

AIでコンテンツを作るとき、翻訳臭さやAI臭さを消すには?

AIが書いた文章は、すぐに見抜かれます。長い文、中身のない言葉、「近年、〜が注目されています」「本記事では〜について詳しく解説します」。読者は最初の段落で離れていきます!

AIでのコンテンツ作成がうまくいくのは、先に意味を理解させてから書かせたときです。私がAIに教えた方法では、段落ごとに、まずその段落が何を言いたいのかを正確に理解させ、そのうえで、ゼロから対象の言語で書き直させます。単語を置き換えるのではありません。私は8つの言語でコンテンツを作っていて、どの言語でもうまくいったのは、この方法だけです。

ひとつ例を見てください。この段落は特定のプロジェクトのものではなく、ビフォー・アフターの違いを見せるためだけに書いたものです。

ビフォー:翻訳調で、中身のない言葉だらけ。「現代社会において、適切な取引口座を選ぶことは、すべてのトレーダーが直面する最も重要な決断のひとつであると言えるでしょう。本記事では、さまざまな口座の種類とそれぞれの特徴について徹底的に解説し、十分な知識をもとにご自身に最適な選択肢を選べるようお手伝いいたします。」

アフター:まず意味、それから短い文。「取引口座は3種類あり、違いはスプレッド、手数料、最低入金額です。始めたばかりなら、スタンダード口座で十分です。下の表で3つを並べて比べています。」

どのコンテンツも、この順番で作業します。

  • 意味。各段落は何を言っているか?
  • 事実。数字や主張のひとつひとつに、根拠はあるか?
  • 文体。そのブランドや書き手の文体ルールを守っているか?
  • よくある質問。
  • その分野のルール。たとえば金融なら、法的に認められない主張を入れない。
  • ブランドに悪影響を与えない文章になっているかの確認。

私はブランドごとに、文体用のスキルを別々に持っています。モーセン・タヴォーシ本人の文体用もあります!「キーワードは検索される形のまま崩さず、文章は話しかける口調で」「英語の専門用語には必ず日本語の説明を添える」といったルールが、間違った例と正しい例つきで、そのファイルにすべて書いてあります。スキルもプロンプトもサンプルシートも、ダウンロードページで配布しています。

文体、書き直し、公開前のチェックリストは、SEO講座で詳しく扱っています。私が自分のライターに渡しているテンプレートも、一緒に紹介しています。

AEOとGEOのためのよくある質問(FAQ)はどう書く?

よくある質問のパートは、GoogleのAI Overviews(検索結果に出るGoogle自身のAIによる概要)も、ChatGPTなども、いちばん多く引用する場所です。長い段落より、短い質問と答えのほうが、回答に載せやすいからです。だから、このパートは手を抜かずに書いてください!

質問は2か所から集めます。どちらも必須です。

  • 本文で答えた内容ごとに、短い質問を1つずつ。「本文で書いたから」は、質問を省く理由になりません。その短い答えが、そのままAIの回答に載るかもしれないからです!
  • 実際の読者が知りたがっているのに、本文では答えていない質問。
よくある質問の2つの出どころと、公開前の3つのフィルター
質問は2か所から集め、公開前に1問ずつ3つのフィルターにかけます。

質問の数を決めるのは内容であって、記事の文字数ではありません!上限は30問にしています。答えは1問につき2〜4文で、最初の1文がそのまま答えです。説明はそのあとに続けます。公開前に、すべての質問を3つのフィルターにかけます。

  • 同じ質問をほかの記事の下にも置けるなら、一般的すぎるので削除します。
  • 答えが質問を言い換えているだけなら、削除します。
  • 実際の人間が誰も聞かない質問なら、削除します。

内部リンクはどこに張る?孤立ページはどう見つける?

ブログ記事は必ず、お金を生むページ、つまりコンバージョンが発生するページにリンクさせてください!これは書く前に決めます。書いたあとではありません。先ほどのアメリカの住宅ローンサイトのキーワード調査シートには、新しい記事ごとに「必須リンク」の列があります。その記事が必ずリンクしなければならない販売ページのことです。さらに、関連する既存ページの列もあります。記事はそれらのページにリンクしつつ、順位を奪い合ってはいけません。内部リンクの基本は、別の解説で詳しく紹介しています。下の画像で確認できます。

アメリカの住宅ローンサイトのコンテンツ計画シートにある、新しい記事ごとの必須リンクの列
アメリカの住宅ローンサイト(英語)の新しい記事に設定した、必須リンクの列。

上の画像の記事タイトルは、順に「HELOC(住宅の資産価値を担保にした与信枠)は、引き出し期間から返済までどう動く?」「買い手のクロージングコストはいくら?」「住宅ローン金利は年末までに下がる?」という意味です。

CTA(Call To Action、読者に次の行動を促すボタン)も、自分がリンクしたい場所ではなく、読者の次の一歩にリンクさせます!HELOCの仕組みを読んでいる人の次の一歩はHELOCのページであって、お問い合わせページではありません。

新しいページをまとめて公開するたびに、孤立ページもチェックします。孤立ページとは、内部リンクが1本も向いていないページのことで、GoogleもAIもなかなか見つけられません。Claudeに、サイトマップのページ一覧と内部リンクの一覧を比べてもらい、リンクを1本も受けていないページを抜き出してもらうだけです。

AIで記事広告を書くとき、広告臭さを消すには?

まず、ひとつ正直に言っておきます。記事広告の本質、つまりお金を払ってほかのサイトからフォローリンク(評価を渡すリンク)をもらうことは、Googleから見ればブラックハットです!グレーハットと言えるのは、お金が絡んでいる気配がまったく出ないときだけです。だから、広告臭い記事広告は、読者にとって価値がないだけでなく、Googleにとっても危険信号になります。

私、モーセン・タヴォーシのルールは、広告が見えないようにすることです。

  • 自社ブランドについて「最も信頼できる」のような褒め言葉は使わない
  • 「今すぐ登録」のような直接の呼びかけは入れない
  • ブランド名は多くても1回まで。私の基本は、まったく出さないこと!
  • 自社サイトへのリンクは1本だけ。本文の60〜70%あたりに置き、導入にも最後の段落にも置かない
  • 掲載メディアが認めるなら、ほかの信頼できる情報源にもリンクする。本物の記事もそうしているからです
  • リスクについてのパートを入れる。良いことしか書いていない記事は信用されないからです

リンクは本文の途中に入れます。そこまで読み進めた読者はテーマに本気で関心があり、リンクがその話の自然な続きになるからです。導入にリンクがあると、「リンクを張りに来ました」と言っているようなものです!

記事広告に決まった長さはありません。800字でも、1,000字でも、3,000字でも、その記事に必要なだけ書きます。基準はただひとつ、読者がこの文章は宣伝目的で書かれたと気づけないことです!ほかの言語のサイトでも、ルールは同じです。違うのはメディアとスタイルだけで、それは海外向け・国際的な記事広告の解説で別に説明しています。

テクニカルSEOはAIでどうチェックする?

テクニカルSEOは、AIがいちばん時間を節約してくれる分野です。ただし、推測ではなく実際のデータを渡すことが条件です。私は次の順番でチェックしています。この分野の基礎がまだなら、先にテクニカルSEOの基本の解説を見てください。

1つ目は、JavaScriptとクロール(Googleのロボットがサイトのページを巡回すること)です。Googleがページのテキストとリンクを読み取れなければいけません!React、Vue、Angular(サイト制作によく使われる3つのJavaScriptフレームワーク)で作ったサイトは、設定が正しくないと、Googleに空っぽのページを見せてしまうことがあります!この話は、JavaScriptサイトのSEOの解説で詳しく扱っています。サイトにレンダリング(Googleのロボット向けにページが組み立てられること)の問題があるかどうかの見分け方も、ダイナミックレンダリングの見分け方の動画で見せました。Google自身のドキュメントはJavaScript SEO basicsのページにあります。

よくある質問があります。「うちのサイトはWordPressですが、JavaScriptやレンダリングを気にするべきですか?」99%の場合、気にしなくて大丈夫です!WordPressはこの点で、完全にSEOフレンドリーです。安心したいなら、ブラウザの検証ツール(Inspect)ではなく、ページのソース表示(View Source)を見てください。ソース表示にテキストとリンクがあれば、問題ありません。

2つ目は、テクニカルより前の土台、つまりページ設計(クラスタリングとターゲティング)です。判断基準は先ほど説明しましたし、詳しくはクラスタリング、ページ設計、ターゲティングの解説でも扱っています。サイトに、重複したページや似たページがあってはいけません。タグでもカテゴリーでも同じです。テーマがほかのページと同じなら、自分のサイト同士で競合していることになります!

そのあとで、残りの項目を見ます。

  • Search Consoleのページのインデックス登録レポート(Pages)で、インデックスの状況を確認する。何ページがインデックスされていて、何ページがされていないか、その理由は何か。
  • Googleにもユーザーにも役に立たない不要なページ。一覧のページ送り、絞り込みフィルター、「?」付きで作られるURLなど、クロールバジェット(Googleがサイトに割り当てるクロールの量)を無駄にするもの。
  • 各ページの正規URL(canonical)。自分自身を指しているか、別のページを指しているか?正規URLについてのGoogleの説明も見てください。
  • 意図せず発生していて、自分では気づいていないリダイレクトや404(ページが見つからない)エラー。サイトの整理などで自分から意図して設定したリダイレクトや404は、まったく問題ありません!それをテクニカルな問題として報告してくる人がいたら、その人が間違っています。
  • サイトマップ(Sitemap)。インデックスさせたいページだけを入れる。
  • robots.txtファイル。みんなが話題にしたがるファイルですが、実際にここで問題を抱えているサイトはあまりありません。なので、これ以上は触れません。
  • 表示速度とCore Web Vitals(Googleの表示速度とユーザー体験の指標)。特にモバイル。
  • 構造化データ(Schema)。
  • 多言語サイトなら、hreflangタグと、各言語の検索で自分の言語版のページが表示されているか。

もうひとつ例を挙げます。あるWordPressサイトでは、一覧を作るプラグインが独自のページ送りで、約2万件もの不要なURLを作っていました!Googleがそのドメインについて把握していたURLの半分以上です。下の画像は同じサイトのインデックス登録レポート(Pages)で、修正後、Googleが把握しているページ数が月ごとに減っているのがわかります。

Search Consoleのページのインデックス登録レポート(Pages)で、把握されているページ数が月ごとに減っている様子
Search Consoleのページのインデックス登録レポート(Pages)。不要なURLを整理したあと、把握されているページ数が月ごとに減っています。

このケースでは、3つの判断が重要でした。

  • ページ送りを生み出している本当の原因を、ページのHTMLコードから突き止める。原因として疑わしいプラグインは複数ありました。
  • 完全に重複しているページには、noindexではなく301リダイレクト(URLの恒久的な転送)を使う。ページの評価をメインのページに引き継げるからです。そのあとで、重複ページを削除します。リダイレクトについてのGoogleの説明も見てください。ただし、過去12か月に表示回数がまったくなかったページは、その場で削除します。
  • これらのURLをrobots.txtでブロックしない。ブロックすると、Googleはそのページを見に行けなくなり、301リダイレクトに永遠に気づけません。その結果、これらのページは何年もインデックスに残り続けます!Google自身もrobots.txtのガイドで同じことを言っています。

ECサイトの場合、不要なページのいちばんの発生源は絞り込みフィルターです。どのフィルターをインデックスさせ、どれをさせないかは、Faceted Navigation(ECサイトの複数条件の絞り込みフィルター)の動画と、ECサイトのSEOの解説で説明しています。

外部対策と被リンク獲得はどうチェックする?

外部対策(Off-Page、ほかのサイトからリンクをもらうなど、サイトの外での取り組み)でも、AIが役に立つのは、被リンク(ほかのサイトから自分のサイトに向けられたリンク)のデータをツールから渡したときだけです。私がチェックするのは次の項目です。

  • 被リンクが、関連性のある実在のサイトから来ているか。無関係なサイトやリンクファームからではないか!
  • アンカーテキスト(リンクの文字列)の分布。アンカーの大半が商用キーワードそのままなら、不自然でリスクがあります!
  • スパムリンクや怪しいリンク
  • 競合は獲得しているのに、自分は獲得していないリンク
  • ブランド名は出ているのに、リンクをもらっていない場所。ひとつひとつがチャンスです!
  • 推移。リンクが急に増えたのか、ゆっくり自然に増えたのか?

GEOとAEOにとっても大事なポイントがあります。GoogleのAI OverviewsやChatGPTなどのAIは、回答の中で、さまざまな情報源で話題にされているブランド名を挙げやすい傾向があります。つまり、信頼できるサイトに登場することは、もうGoogleの順位のためだけではありません!これは外部対策の話であり、E-E-A-TのAとT、つまりサイトの外から来る権威性と信頼性の話でもあります。SEO講座では、このテーマに2つの章を使って詳しく取り組んでいます。

なぜ今も被リンク獲得が必要なのか、Googleにペナルティを受けずにどう進めるかは、リンクビルディングの解説で詳しく説明しています。Googleのアルゴリズムが今リンクをどう扱っているかは、Googleのアルゴリズムの解説を見てください。

クライアントが数字にだまされないSEOレポートの書き方は?

悪いSEOレポートは、悪いSEOより危険です。間違った判断を生むからです!私、モーセン・タヴォーシが絶対に報告しない数字が2つあります。

  • サイト全体の平均掲載順位。順位の低い新しいページが何百も検索結果に入ってくると、サイトは成長しているのに、平均は悪化します。
  • サイト全体のCTR(Click Through Rate、検索結果を見た人のうち、クリックした人の割合)。理由は同じです。

掲載順位は、特定のキーワードについて、そのページの名前を添えた場合にだけ報告します。サイト全体のキーワードを平均した順位の代わりに、次の数字を出します。

  • クリック数の合計
  • クリックを獲得したキーワードの数
  • 検索結果に表示されたページの数
  • 表示回数を獲得したキーワードの数

アメリカの住宅ローンサイトの月次レポートの1ページです。講座の例にも使っています。

アメリカのサイトの月次レポートの1ページ
アメリカのサイトの月次レポートの1ページ。平均掲載順位の代わりに、クリックを獲得したキーワードの数を報告しています。

表の下の文章(画像内)では、表示回数が減ったのにクリック数が増えた理由も説明しています。前の月に、通常の日の何倍もの表示回数を獲得した日が1日ありました。その急増は再現できないもので、成果として数えるべきではなかったのです。

もうひとつルールがあります。検索の少ないキーワードの表示回数がある月にゼロになっても、順位を落としたとは限りません。月の検索ボリュームが20回未満のキーワードは、その月に誰も検索しなければ、表示回数も掲載順位も記録されません。「順位を落としました」と書く前に、そのキーワードの検索ボリュームをツールで確認してください!

最後に知っておいてほしいのは、ユーザーの反応を調べるGoogle自身のテストと、アルゴリズムによるペナルティの違いです。表示回数が上下すると、パニックになる人がたくさんいます。Googleのテストには、次のような特徴があります。

  • 急増は、Googleがそのページを初めてクロールした日(Googleのロボットが初めてそのページを見た日)から始まる。
  • 表示回数を獲得したキーワードが見慣れないもので、メインのキーワードと関係がない。
  • CTRが1%未満。
  • ページが、それぞれ別の日に検索結果から消えていく。

ペナルティはその逆です。すべてが1日で一斉に落ち、戻ってきません!そしてその多くは、アルゴリズムによるものです。つまり、アルゴリズムのアップデートで、サイトの順位を下げると判断されたということです。「手動による対策」のように、人の手でペナルティが科されたわけではなく、ほとんどのケースはこちらです。

覚えておいてください。オーガニックSEOの取り組みは、本当の成果が見えるまでに最低6か月かかります。6か月より早く成果を約束する人は、検索のないキーワードで数字を稼いでいるか、ふだんの上下を成長として報告しているかのどちらかです!

レポートの書き方、Googleの変動と大きなペナルティの見分け方、Search Consoleの正しい読み方は、SEO講座で実際のレポートを使いながら、一歩ずつ進めています。

AIに自分と同じやり方でSEOをさせるには、どう教える?

ここで多くの人がつまずきます。良いプロンプトを書いて、一度はうまくいく。ところが次のときには、すべて忘れられている!解決策はスキルです。私は自分のスキルとテンプレートを、誰でも使えるよう、SEOスキルのダウンロードページで公開しています。スキルとは、自分のやり方とルールを保存しておくファイルで、そのテーマが出てくるたびに、Claudeが最初にそれを読みます。たとえば、私のSEOタイトル用スキルの「ルール3」は次のとおりです。

ルール3:商用ページとECページのタイトルは2つのパートで作る。商用ページとECページのタイトルには、区切り記号で分けた2つのキーワードパートがあり、そのあとにブランドの区切り記号とブランド名が続く。前半は最も的確な商用キーワードで順位を取る役割、後半はカバーする範囲を広げる役割を持つ。

理由:ひとつのキーワードだけでは、ひとつの検索パターンしかカバーできない。互いに補い合う単語を持つ2つのパートなら、単語の組み合わせによって、同じ検索意図の何十通りもの検索パターンをカバーできる。

悪い例:Bank Statement Loans – Brand Name。ひとつの形しか狙っておらず、mortgageとlenderという単語が入っていない。

良い例:bank statement mortgage lender | bank statement loans – Brand Name

私がスキルを作るときの原則は、次のとおりです。

  • 修正は1件ずつではなく、エラーの「種類」として扱う。私がある文やタイトルを直したときは、AIにその1か所だけを直させてはいけません。そのエラーの種類に名前を付け、同じエラーの新しい例を2つ作り、出力全体から同じエラーを探し、ルールとしてスキルに記録させます。
  • ルールには4つの要素がある。ルール本文、理由、悪い例、良い例。理由のないルールは、AIが別の場面で守ってくれません。なぜ大事なのかがわからないからです。
  • 機械的にチェックできるものは、機械的にチェックする。タイトルの長さ、タイトル前半の重複、本文に入れてはいけない言葉などは、目視ではなく、AI自身の自動チェックで見つけます。私はそのチェックをするように頼むだけです。
  • データに手を付ける前に、基準を確定させる!
  • 納品物には、何をチェックしていないかを必ず書く。これが何よりも大事です!

この記事で見てきたスキル、プロンプト、サンプルシートは、すべて用意してあります。ゼロから作る必要はありません。SEO用のAIスキルとサンプルファイルをダウンロードして、今日から自分のサイトで試してみてください!この流れを最初から最後まで、自分のプロジェクトで進めたいなら、そのためにあるのがSEO講座です。

よくある質問

AIだけでサイトのSEOを全部できますか?

できません!AIは、専門家が教えた方法を実行するだけです。検索ボリューム、順位のデータ、インデックスの状況は、ツールとSearch Consoleから取る必要があります。そして基準は、作業を始める前に確定させておく必要があります。

検索ボリュームをChatGPTやClaudeに聞いてはいけないのはなぜですか?

これらのモデルは、最新の検索データにアクセスできず、もっともらしく見えるだけの数字を作るからです。検索ボリュームは、MangoolsやSemrushのようなキーワード調査ツールで、対象の国を指定して取ります。

AIと使うキーワード調査ツールには、何が必要ですか?

APIだけでは足りず、MCPまたはConnectorが必要です!MCPがあれば、AIがツールから直接数字を読み取るので、検索ボリュームを手で入力する必要がなくなります。

AIでSEOをするのにプログラミングの知識は必要ですか?

必要ありません!この記事で紹介した作業は、どれもコードを1行も書かずにできます。ただし、本格的な作業には無料版のツールでは足りず、自分専用の有料プランが必要です。

キーワード調査はどこから始めればいいですか?

自分のサイトの今あるページからです!まず、商用ページとブログページをすべて、それぞれのSEOタイトルとH1つきでリストにして、重複したページを作らないようにします。そのあとで、新しいキーワードの調査を始めます。

キーワードギャップを素早く絞り込むには?

まず、競合がGoogleの3ページ目までに入っていないキーワードを外します。フランスのオンライン書店のプロジェクトでは、このシンプルなフィルターだけで、ほかのどんな検討よりも先に、約2,500件のキーワードが外れました。そのあと、削除とまとめの基準を書き出して確定させ、AIにそれを実行させます。

共通の単語を含む2つのキーワードは、1ページにまとめますか?2ページに分けますか?

基準は単語ではなく、検索意図です。2つのキーワードの検索意図が同じなら、単語が違っても1ページで足ります。検索意図が違い、それぞれに単独の検索ボリュームがあるなら、共通の単語を含んでいても2ページ必要です。

ページを分けるかどうかは、今のGoogleの検索結果を見て決めるべきですか?

見る必要はありません!Googleの検索結果が示しているのは、今どんなページがあるかであって、検索する人が何を求めているかではありません。細かい検索意図と単独の検索ボリュームがあるキーワードなら、競合が専用ページを作っていてもいなくても、専用ページを作ります。このページ設計の基準は、私、モーセン・タヴォーシが何年も前から作り上げてきたものです。

GEOとAEOの違いは何ですか?

GEOは、GoogleのAI Overviewsに、自分のサイトのコンテンツを表示してもらうための最適化です。AEOは、ChatGPT、Gemini、Claudeなどが回答の中で自分のサイトをおすすめしてくれるようにするための最適化です。実務では、どちらも同じ作業の流れで進めます。

WordPressのサイトにJavaScriptレンダリングの問題はありますか?

99%の場合、ありません!WordPressは、ページの完全なコードをサーバー側(SSR)で組み立てて送るので、JavaScriptのリクエストやJSONでコンテンツを後から読み込むことはありません。つまり、ブラウザ側でJavaScriptが実行されることに頼っていないのです。安心したいなら、ページのソース表示(View Source)を見てください。テキストとリンクがその中にあれば、問題ありません。大事なことなので、いつものように念を押します。ソース表示と検証ツール(Inspect)を取り違えないでください。DOMとソース(Source)は別物です。DOMとソースの違いの解説も、ぜひ見ておいてください。講座の上級テクニカルの章では、このテーマを完全に理解できます。

Googleのテストとペナルティはどう見分けますか?

Googleのテストでは、表示回数の急増が最初にクロールされた日から始まり、表示回数を獲得したキーワードは見慣れないもので、CTRは1%未満、ページはそれぞれ別の日に検索結果から消えていきます。ペナルティでは、すべてが1日で一斉に落ち、戻ってきません。

AIを使ったSEOの成果が出るまで、どのくらいかかりますか?

AIは作業のスピードを上げてくれますが、Googleが反応するまでの時間は短くしてくれません。オーガニックSEOの取り組みは、本当の成果が見えるまでに最低6か月かかります。

モーセン・タヴォーシのSEOスキル用AIコネクタ

モーセン・タヴォーシのSEOスキルMCP

SEOスキル、プロンプト、ファイル、テンプレートが詰まったMCPの月額サブスクリプションです。Claudeや、コネクタやプラグインのあるあらゆるAIにつなげて、私の手法でSEOの作業を進めます。

モーセン・タヴォーシのスキルMCPとは?

MCPは、ファイルやツールをAIにつなぐための標準的な接続方式です。モーセン・タヴォーシのスキルMCPは、サブスクリプションで接続できるファイルとスキルのセットです。スキルとは、AIに専門的な仕事を、明確な基準に沿って一歩ずつ進めさせるための指示のまとまりです。

スキルのないAIは、一般的な答えを返します。私のスキルを使うと、私が実際のプロジェクトでやっているとおりにSEOの作業を進めます。

SEO講座の全レッスンを、もっと手軽に、もっと安く

このMCP(ファイルとスキルのセット)は、SEO講座で教えているすべての内容の成果物です。講座では、キーワード選定とページ割り当てから、テクニカルSEO、被リンク獲得、GEOまで、60時間以上の基本講座を収録しました。今回は同じ知識を、すぐ使えるスキルとファイルの形にして、財布にやさしい月額サブスクリプションでお届けします。

講座は、SEOを深く学びたい方向けです。このMCPのサブスクリプションは、SEOの作業を今すぐAIに任せたい方向けです。どちらも同じ源から生まれています。実際のところ、このMCPは講座での私のレッスンすべての成果物です。

AIは判断しません。私の手法を実行するだけです。

検索意図をどう読むか、キーワードをどうグループ化するか、タイトルをどう決めるかといった判断を、AIが自分で下すわけではありません。判断ごとにどの基準を使うかは私が教えてあり、AIはその手法をより速く実行するだけです。

私はコードを1行も書きませんし、みなさんもコードが書けなくて大丈夫です。思っているよりずっと簡単です。

Claudeだけのものではありません!

コネクタやプラグインのあるAIなら、どれでもモーセン・タヴォーシのスキルMCPにつなげられます。Gemini、ChatGPT、Cursor、Claudeには、どれもあります。いちばん快適に使えるのはClaudeですが、ほかのAIツールでも同じ手法が動きます。お使いのツールがMCP接続に対応していれば、すべて同じように使えます。

サブスクリプションに含まれるもの

SEOスキル

特定のSEOの仕事ごとの私の手法を、AIがすぐ実行できる形にしたものです。

すぐ使えるプロンプト

私が実際の仕事で使っているプロンプトです。

ファイルとテンプレート

すぐ使える書式とファイルなので、ゼロから作る必要はありません。

毎月更新

スキルは毎月更新され、新しいバージョンは何もしなくても届きます。

使い方

1

Googleアカウントでログイン

お持ちのGoogleアカウントでログインします。

2

MCPをAIにつなぐ

MCPをコネクタ(ツールとチャットをつなぐ既成のリンク)として、Claudeまたはお好みのAIに追加します。

3

仕事をチャットに任せる

やりたいことをチャットで伝えると、AIがモーセン・タヴォーシのスキルを使って実行します。

このMCPはどんな人向け?

Webサイトや事業のオーナー

開発者や専門家でなくても、自分のサイトのSEOを自分で運用したい方向けです。

コンテンツ制作者

記事を、適切なタイトルと構成で、GoogleとAIの両方に向けて最適化したい方向けです。

SEOの専門家

繰り返しの作業はAIに任せ、重要な判断に時間を使いたい方向けです。

サブスクリプションとアクセス

一部のスキルは無料なので、決める前にお試しいただけます。MCPへのフルアクセスは、月額サブスクリプションで提供します。サブスクリプションは1人につき1つで、終了するとアクセスも終了します。

料金とスキルの全一覧

この部分は、近日中にここでお知らせします。

よくある質問

モーセン・タヴォーシのスキルMCPは、SEO講座とどう違いますか?

SEO講座は一つひとつの判断の理由を説明し、MCPはその判断の実行をAIに任せます。MCPは講座のレッスンの成果物を、月額サブスクリプションで、より手軽で安い形にしたものです。ひと言でいえば、講座をお膳立てして、あとは食べるだけにしたのが私のMCPです。

Claudeでしか使えませんか?

いいえ。コネクタやプラグインのあるAIなら、どれでもこのMCPにつなげられます。いちばん快適に使えるのは、Claudeの中です。

使うのにコードが書ける必要はありますか?

いいえ。すべてチャットの中で、ふだん使っている言語で進むので、コーディングは不要です。

スキルは普通のプロンプトと何が違いますか?

普通のプロンプトは、一度使えば終わりの単発の指示です。スキルは、固定された基準と手順のまとまりで、毎回同じように動くため、答えに一貫性があり、安心して頼れます。新しいチャットのたびにプロンプトをコピー&ペーストする必要もなく、お使いのAIのコンテキストウィンドウが無駄に埋まることもありません。

スキルはどのくらいの頻度で更新されますか?

毎月です。すべてのスキル、プロンプト、テンプレートが、サブスクリプションの範囲内で更新されます。

1つのサブスクリプションを複数人で共有できますか?

いいえ。サブスクリプションは1人(メールアドレス1つ)につき1つです。

サブスクリプションが終了するとどうなりますか?

スキルへのアクセスが終了します。無料のスキルは引き続き使えます。

このスキルで、SEOの成果はどのくらいで出ますか?

スキルを使うと作業は速く、正確になりますが、オーガニックSEOの成果が出るには時間がかかり、通常は6か月より短い期間では現れません。

 

AI活用のSEO講座:国際SEOとGEO

AI活用のSEO講座:国際SEO、GEO、AEO

モーセン・タヴォーシによる、SEOを一通り学べる講座です。キーワード選定、テクニカルSEO、コンテンツ、リンク、AI検索までを扱い、最初のレッスンからClaudeと一緒に進めます。

料金と参加方法を見る

60時間以上SEOの基本講座
40時間以上追加レッスン
3,000人以上の受講生
どの言語でもどの国でも

この講座はどんな人向けですか?

1つの市場にとどまらずSEOを学びたい方

この手法はどの言語、どの国でも使えます。特定の検索市場に縛られることはありません。

初心者から経験者まで

ゼロから始められます。経験のあるSEO担当者は、解決される問題が実感としてわかるので、上級の章でより多くを得られます。

収益を意識している方

この講座では、SEOをまずビジネスの活動として教えます。技術的な作業は二の次で、事業の目標に役立てるためのものです。

SEO講座をいくつも買って疲れた方

SEOを断片的に学んできた方へ。この講座は、キーワードからリンク、AI検索まで、全体の工程を一つの順番にまとめています。

この講座の特長は?

Claudeで進める講座

講座の中心となるAIツールはClaudeです。ChatGPTとGeminiは、向いている場面で使います。主要なテーマには、すべてAI活用のパートがあります。

すぐに実践できる

5時間未満のレッスンで、作業を始めるには十分です。10時間ほど進めれば、問題なくプロジェクトを回せるようになります。残りの時間は、問題が起きたときに開くリファレンス動画です。

画面収録で実践的

ほとんどのレッスンで、実際の作業を画面上で見せます。理論も扱いますが、行動に移す前に見ておく必要はありません。

あらゆるタイプのサイトに対応

WordPress、その他のCMS、Wixなどのサイトビルダー、独自開発の管理画面、React、Vue、Angular、Next.js、Node.jsなどのJavaScriptフレームワークまで扱います。

基礎からAIエージェントまで

AIエージェントの設定方法と、SEOの作業を任せる方法を学びます。指示には、モーセン自身の判断基準を使います。

Google、Bing、AIの回答

Google、AI Overviews、そしてChatGPT、Gemini、Claude、Perplexityなどのアシスタントで、上位に表示され、おすすめされる方法です。

AIモジュールでは何を学べますか?

この部分では、AIを使った国際SEOの進め方を扱います。メインの章で教えているのと同じ手法を使います。スピードが必要な作業はAIが担当し、判断は自分で握ります。

  • AIの使い方:スキル、メモリ、MCP、コネクタ
  • 言語や国ごとに異なるGoogleの検索結果の種類(SERP)
  • Google、Googleショッピング(Merchant Center)、AIの回答での上位表示
  • 1つの国、1つの言語、または大手の旅行マーケットプレイスのように、複数の国と言語で同時に上位を狙う方法
  • Claudeを使って、WordPress向けの内部リンク自動挿入プラグインを作る
  • AIで大量のページを一度に作る
  • 市場調査:検索意図、キーワード、人々がAIにする質問
  • モーセンの手法によるキーワードのページ割り当てとクラスタリング
  • Google、Bing、AIクローラー向けのテクニカルSEO
  • 内部対策、AIを使ったコンテンツ制作、国をまたいだ被リンク獲得
  • ページの整理(プルーニング)とクロール頻度の改善
  • 多言語SEOと、あらゆる言語でのレポート作成

章ごとの学習内容

章を開くと、取り上げるテーマが表示されます。講座内の動画は、ここにある一覧よりも長く、詳しい内容です。

0〜2章:スタート、用語、ロードマップ
  • 0章:ゼロから学ぶSEO(1時間、無料)。Webの仕組みと、始める前に知っておくこと
  • 1章:定義と用語(0.5時間)
  • 2章:SEOの全体ロードマップと、ビジネス視点(動画2本、うち1本は無料)
3章、4章、4.5章:キーワード選定とページ割り当て(13時間)
  • ストア、サービスサイト、ブログ、動画サイト、ユーザー投稿型サイトのキーワード選定
  • 収益につながる競合の少ないキーワードの見つけ方と、競合サイトのキーワードの調べ方
  • ツール:Mangools KWFinder、Keyword Planner、Keywordtool、Search Console、Semrush
  • キーワードのページ割り当て:どのキーワードを同じページにまとめるか、ページを分けるのはいつか、統合するのはいつか
  • ページ構成:親ページと子ページ、カテゴリページと商品ページ、一覧ページ
  • AI時代のキーワード選定とページ割り当て:検索意図、コンセプト、APIの利用、n8nによる自動化
5〜8章:テクニカルSEO、コンテンツ、内部対策、インデックス(9.5時間)
  • HTML、リクエストとレスポンス、ステータスコード、ヘッダー、URL、HTTPS、robotsによるアクセス制御
  • コンテンツの種類、ランディングページ、コンテンツ戦略、階層構造、コンテンツカレンダー
  • タイトル、メタタグ、内部リンク、画像、メニュー、ページパワーの三角形
  • Search Consoleの設定、canonical、リダイレクト、サイトマップ、インデックスさせるものとさせないもの
9章と16章:外部対策と被リンク獲得(12.5時間)
  • 被リンクの要素、nofollowリンク、ホワイト・グレー・ブラックハットの線引き、Googleのルール
  • スポンサード記事とPR:タイトル、アンカーテキスト、メディアの選び方、予算の見積もり
  • 有害なリンク、Disavow、被リンク施策に失敗したサイトの立て直し
  • 応用編:2次・3次のリンク階層、co-citation、E-E-A-T、UGCサイトとマーケットプレイス
  • 他の国や言語で競うための外部対策
10〜12章:サイト監査、アルゴリズム、スキーマ(14時間)
  • ツールを使う場合と使わない場合のサイト監査、Search Consoleレポートの活用
  • Googleのアルゴリズムとアップデート:ユーザー体験、SERP、インデックス、コンテンツ、スパム、リンク、速度、モバイル
  • エンティティ、トピカルオーソリティ、構造化データ(スキーマ)の種類、スキーマエラーのテストと修正
13〜15章:応用テクニカルSEO、サイト変更、速度(11時間)
  • レンダリングの種類、JavaScript SEO、ダイナミックレンダリング、SPAの最適化、ファセットナビゲーション、クロールバジェット
  • 世界のどこにいる技術チームとも、独自開発のプラットフォームで連携する方法
  • 順位を落とさずにCMS、ドメイン、URLを変更する方法、ペナルティと回復
  • キャッシュ、圧縮、CDN、Core Web Vitals、GTmetrix、Lighthouse
17〜19章:戦略、国際SEO、GEO(7時間)
  • サイトの種類ごとの、攻めの戦略、コストを抑えた戦略、ホワイトハット、グレーハット、組み合わせの戦略
  • 国際SEO:他言語でのキーワード選定、多言語サイトの技術設定、国際的なリンクの獲得先
  • GEO:ChatGPT、Gemini、GoogleのAIが情報源をどう選んで推薦するか、競争の激しいテーマで選ばれる可能性を高める方法
  • Bing Webmaster Toolsと、Bing向けの最適化
追加の章
  • AIによるコンテンツ制作(3時間、別の講師が担当)
  • Screaming Frog SEO Spider(4時間、別の講師が担当)
  • ソフトスキルとマネジメント(3時間):契約、レポート、見積もり、案件の獲得

講師は誰ですか?

モーセン・タヴォーシは2012年からSEOの仕事をしています。それ以前は6年間、ASP.NETを使うWeb開発者でした。講座の裏付けとなる数字は次のとおりです。

  • 実際のSEOプロジェクトに14年間携わっています
  • SEOを10年間教えており、受講生は3,000人以上です
  • 約300の事業者のSEOを担当。SEOマネージャーとして関わった大手ブランドも含みます
  • 英語、アラビア語、スペイン語、ロシア語、ペルシア語のWebサイト
  • ホワイトハットとグレーハットの手法

料金と参加方法

$30

お支払いは1回のみで、講座の全内容を受講できます。

Telegramでメッセージを送る

参加を希望される場合や、先に質問したい場合は、Telegramの講座サポート用アカウント mohsentavoosisupport にメッセージをお送りください。テキストでも音声メッセージでも歓迎です。電話での対応はありません。

サポートはどのように行われますか?

サポートはTelegramのプライベートメッセージで行います。対応するのは講座の公式サポートチームです。モーセン本人は、サポートのメッセージには返信しません。

  • 返信までは営業日で1〜2日かかります。
  • サポートの期間は購入後最長2年間で、講座へのアクセスが有効であることが条件です。
  • 対象は、理解しきれなかったレッスンについての質問や、自分のサイトに当てはめられない手順についての質問です。
  • 緊急の即時対応や、サイトの戦略作成・詳細な監査といった個別コンサルティングは対象外です。

たとえば「7章を見たのに、カテゴリページのタイトルがまだキーワードと合いません」はサポートへの質問です。「ストア全体を監査してください」はコンサルティングの依頼にあたり、サポートでは対応できません。

参加後に、講座を開くための案内をお送りします。

よくある質問

英語以外の言語で仕事をしている場合でも、この講座は役に立ちますか?

はい。キーワード選定、ページ割り当て、内部対策、テクニカルSEO、外部対策は、どの言語でも約90%は同じです。国際SEOの章では、市場ごとにリンクの獲得先が違うといった細かな違いを扱います。

GEOとAEOも扱いますか?

はい。19章で、AI Overviews、ChatGPT、Gemini、Bing Chat、Grok、DeepSeek向けのGEOを扱います。ほかの章はその土台になります。GEOの約99%は、SEOと同じ作業だからです。

AIエージェントでSEOを自動化できるようになりますか?

キーワード選定とページ割り当ての自動化と、Googleのルールを踏まえた有用なコンテンツの自動制作を学びます。n8nや、モーセンの判断基準に従うエージェントも扱います。SEOの自動化は広い分野で、この講座はそこへの実用的な第一歩を用意しています。ボタン一つで全部やってくれる仕組みではありません。

この講座を受ければ、Googleで1位になれますか?

可能性は確実に上がり、かかる時間とコストは減ります。ただし1位になれるかどうかは、予算、時間、競合、そして競合を分析する力にも左右されます。講座では、予算の見積もり方、競合の調べ方、テーマの難しさの判断のしかたを教えます。

講座のあとに、国際SEOの案件を受けられますか?

国際SEOを含むすべての章を終えれば、そうした案件に必要な技術スキルは身につきます。案件を獲得できるかどうかはコミュニケーションにも左右され、これはソフトスキルの章で扱います。受講生向けのチャンネルでは、どこに登録するか、ポートフォリオをどう作るかといった実践的な話題も取り上げています。

経験豊富なSEO担当者でも役に立ちますか?

はい。経験のある方ほど、上級の章がなぜ重要なのかを実感できるので、得られるものが大きいことが多いです。

完全な初心者でもついていけますか?

はい。必要なのは、基本的なパソコンとWebの知識だけです。Webサイトへの登録、メールやSMSの確認コードの入力、Googleアカウントの作成ができれば十分です。デスクトップPCかノートPCも必要です。

この講座をおすすめできないのは、どんな人ですか?

スマートフォンやタブレットだけで作業する人、Webブラウザが何かを知らない人、学ぶ気のない人です。スマートフォンだけでSEOを学ぶことも可能ですが、最初は難しくなります。

無料のレッスンや他の講座ではなく、この講座を選ぶ理由は?

この講座は、14年間のSEOの実務と、Google公式のドキュメントをもとにしています。技術的な手順だけでなく、ビジネス視点でSEOを教えており、そこが重要です。受講生が動画で寄せてくれたレビューもあります。

内容は最新ですか?

はい。AI Overviews、GEOとAEO、Claudeを使ったワークフローを含んでいます。

モーセンのSEO手法を、Claudeの中で使ってみませんか?

SEOスキルは、この手法をファイルと指示にしたものです。Claude、またはコネクタやプラグインのあるAIが、チャットの中でそれに従って動き、毎月更新されます。

SEOスキルを見る

Mohsen Tavoosiのレッスンは、mohsentavoosi.comにもあります。